ノストラダムスの予言通り恐怖の大王はやってきたがチェンソーマンの活躍のおかげで世界は平和を取り戻せた、のも束の間である。恐怖の大王を倒したとて人間たちが恐怖を忘れない限り悪魔はやってきた。恐怖する人間たちの前に姿を現し惑わし襲い殺していく。そんな人間たちを助けるのがデビルハンターと呼ばれる者たちだ。なかでも公安に所属するデビルハンターはより強い悪魔と契約を交わし人間を襲う悪魔たちと対抗する。死のリスクは高いが給料が高く公安所属を希望する若者たちが後を絶たない。そして死んでいく。死ぬ前に怖気付いて辞職する者も沢山いる。万年人員不足のなかで吉田ヒロフミは変わらず公安デビルハンターを続けていた。民間から公安所属に移行したデビルハンターである。公安は彼が来て歓喜の声を上げた。
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