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    tatumi_98

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    tatumi_98

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    久しぶりにリョ三ワンライに参加させていただきます。大分時間オーバーしてしまったけど……
    お題【本命】をお借りしました。
    🔞って程じゃないですけど、やらしいことしてます。

    【ビタースウィート】オレには自由に使える鍵が三本ある、一本目はもちろん自宅。二本目は部室、これは部長特権。そして三本目はここ、1kmなんて誤差だとか訳の分からないことを言っている自称東京都の三井サンが一人暮らしをしているアパート。(住所は神奈川県だ)
    好きな時に来ていいからって渡された7のキーホルダーが付いた鍵は鍵穴に刺さったまま回すことが出来ないでいる、その原因は左手に握っている紙袋にあった。突然昨日連絡が入ったと思ったら『今日貰ったもん全部持ってこいよ』ときたもんだ、そりゃ気持ちも重たくなる。だって昨日は2月14日、バレンタインデー。そんな日に貰ったものなんて一つに決まってる…玄関前で突っ立ったままいるのは怪しすぎるので深呼吸をして鍵を開けた、いつもであれば軽く感じるのに今日は重たい。
    「お邪魔しまーす…」
    「やっと開けたか」
    「げ、玄関で待ってたんすか…」
    まさか玄関開けたらすぐいるなんて思わないじゃん、声を上げなかったのを褒めてほしい。三井サンは顎を動かして中に入るように促す、持っていた紙袋はひったくられてしまった。普段だったらヤキモチ妬いてくれんの最高って思うんだけど、見たことないくらいイラついてて嬉しいって気持ちよりも緊張が勝つ。心臓が試合前並みにバクバクと血液を送り出しているのが分かった。
    「結構な量貰ってんじゃん」
    「そんなこと…」
    「去年は二桁いかなかったくせに、パッと見ただけでも10以上あんだろ」
    なんで去年の数を知っているのか、去年の今頃はまだ付き合ってなかったし。って言っても情報源なんて一つしかない、三井サンと異様に仲が良くてオレの知らないところで連絡を取り合ってるアンナの顔が浮かぶ。アイツ、余計な情報まで流しやがって。
    「……おかげさまで、部活で成績残せてるし。まぁほとんど義理っすよ」
    「義理ってわりにハートが山の様に見えるけどな、これなんて手紙付いてる。宮城君へ…可愛らしい字なこって」
    袋の中から一つ一つ取り出して並べられていく、申し訳ないがちゃんと確認せずにまとめたものもあって手紙が付いてるなんて知らなかった。嬉しい気持ちと、それを暴かれていく気持ちがごちゃ混ぜになってなんだかムカついてきた。
    「なんだよ、オレがチョコ貰うのがそんなに悪りぃの?自分だって沢山貰ってるくせに」
    「今年は貰ってねぇよ」
    「は?貰ってない?」
    部活に復帰してから持ち前の素材の良さでモテてたのは知っている、そんな男が一つも貰ってない?そんなことあるはずがない。
    「恋人がいんのに貰うわけねぇじゃん、誰かさんは浮かれて貰ってきてるけど」
    嬉しい一言が聞こえた。オレがいるから貰わなかった、そんなん言われたらテンション上がっちまう。それを言葉にしようと口を開きかけた瞬間唇に柔らかい物が触れる、そしてそのまま口の中に広がるのは甘ったるい香り。どろっとしたのも入ってくる、これ…ヌガーってやつ?
    「ん…」
    「本命チョコもそこそこ貰ってるみたいだし、オレからはいらねぇか?」
    「いる!ください!オレ三井サンの本命チョコが欲しい!」
    子供みたいに大声を出してしまった、それくらい欲しいんだからしょうがない。何が何でも欲しいですと頭を下げると、予想もしていなかった言葉が投げかけられた。
    「忘れらんないのをくれてやるよ、脱げ」

    脱げ、急展開すぎて混乱しつつも言われたままに脱いでベッドに上がる。チョコを貰うって話だったよな、けどなんでオレは全裸になってるんだろう。三井サンの手にはチョコじゃなくて何やら小さな棒状の物が握られている、キャップを外して捻ると出てきたのは口紅だった。
    「最近はこんな面白いもんが売ってんだよ」
    口紅を塗ると赤く、なんて染まらなくて唇は茶色になる。そしてそこから漂うのは甘い香り、ちゅっとリップ音と一緒に感じたのはさっき口の中に広がった味と同じもの。これはただの口紅じゃない、チョコレートだ。塗ってはキスをしてを何度も繰り返す。これならずっと食べていられるそう考えてしまうほど美味い、それはチョコのせいなのか…はたまた三井サンの唇のせいなのか。
    「ん、ン…」
    「はぁ、ん…三井サン、もっと、くださいよ」
    「これで満足しちまっていいのか?」
    何度も塗っていた唇から今度はオレの肌にチョコが移動する、首筋から始まって乳首、腹筋と茶色の道筋を作っては丁寧に舐め取られていった。くすぐったい、けど気持ちいい。
    徐々に下に移動しちんこの先に到達、くるっと円を描けば丁寧に舐められる。フェラとはまたちょっと違う、ソフトタッチの舌先に腰がずくんと重みを増した。咥えて欲しいのに咥えてもらえないのはなかなかに苦しい、咥えてもらえるならオレのちんこがチョコまみれになったって構わねぇ。
    「咥えてくんねぇんすか?」
    「それじゃあオレが貰うことになんだろうが、後でやってやっからまずは受け取れって」
    「受け取れってなにを……⁉︎」
    徐に足を開いて顔を見せたのはひくつく穴。恥ずかしいから見んなとか、明るい場所では嫌だって言ってたのが丸見えだ。中に仕込んでたであろうローションが漏れ始めてる、えっろ…
    釘付けになっていると穴の縁をチョコがなぞっていく、泡だった半透明のローションと甘いチョコのコンボに目眩がした。ここを食えって言ってる、据え膳なんとかってやつ…忘れちまったからどうでもいいや、オレの為に用意してくれたんだからしっかり頂かないとな。皺を伸ばしながら綺麗に舐めとればまたチョコを塗られる、一本全部なくなるまでこの行為は続いた。
    でろでろになるまで舐めて、いざ中へってタイミングで渡されたゴムもチョコの香り付きで今年はとんでもない本命チョコを貰った一日遅れのバレンタインだった。
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