少女レイ踏切で立ち止まった。

あの日のことを思い出している。

着慣れてきたセーラー服。
風に揺れるスカート。
惹き込まれるように見てしまった君の・・・

「ばいばい。」

そう呟くと周りの音が私の鼓膜を揺らした。
ふと前をみると君がいた。

「どうして．．．」
「って言うと思った〜！」

どうしてここに存在しているのだろう

「だって君は」
「僕は？」
「3年前に．．．」
「覚えてくれてたんだ。」

君は3年前に自殺したはずなのに。

今日、この踏切で。

違うよ。

そうか。

僕だけじゃないでしょ？

君も。3年前、今日。


僕と君、一緒に。

私立すとぷり学園その頃のジェルくん

ほんとに色々ありがとうございます！
遅刻回避できました！

いえ、大丈夫です。
もともとこっちに向かう予定だったので。

あ、そうだったんですね！
じゃぁ、ありがとうございました！！

な組の人たち、いい人やったな。
あっという間に学校ついたし。

ジェルくん生徒チェック余裕

ねぇねぇるぅちゃん俺寝てもいい〜？

莉犬！そろそろ
内申２とかなりますよ💢

やっべ…
でもさ！俺まだ一年だから
セーフ的なのないかな？

一年じゃないから寝れない人の
気持ち考えろよ莉犬〜俺とか？俺とかさ？

僕は真ん中の方の席だから
逆に先生にバレないみたいな感じかなｗ

あーもうみんなさっさと教室に行けやぁ！！

みんな「ごめんなさぁ〜い🥺」

るぅちゃん朝から元気やなぁｗ

私立すとぷり学園(電話出た)
なーくん？どうしたん

あ〜ジェルくん？今ねうちの人に
車出すように頼んだから。
周りにそれっぽい車いない？
黒で大きいんだけど…

あ〜あの車かな？
あ、こっち来た。
えぇ〜すご〜！ドア自動で開いた〜

乗って〜学校の近くの交差点で
おろしてあげるから！

なーくんありがとう！
どういたしまして//
じゃあ切るよ〜

うん！

な組の人｢…ジェルさんですか？｣

あ、はい！そうです。

「いつもうちのななもりと仲良くしていただきありがとうございます。」

全然そんな！俺こそなーくんと仲良くなれて嬉しいです！
「よければ、そのお茶どうぞ。」

あ、色々とほんとにありがとうございます！

学園内廊下

いや〜マジるぅとくんのおかげで助かったわ〜ε-(´∀｀*)

私立すとぷり学園校門前
先生「おはよう。田中は…上着の色は黒だぞ〜」

田中「ふぁ〜い」(めんど…)

先生「あ、るぅと、おはよう。今日昼会議あるからな〜」

おはようございます。会議ですね。
了解しました。

先生「みんな今日はちゃんとしてるんだな〜
しっかり継続しろよ〜」

(心の声)模範生徒のるぅとくんに
みんなの不要物をもたせる作戦
大成功かなっ☆くふふ…

るぅと…頼む…それなりに大事なんだ…
こないだ友達にもらったピアス…
死守してくれ…(心の声)

(心の声)るぅちゃん…
俺のピアス…チェン◯ーマン…
バレないでくれ…

あーまってヤバい…
どうして僕がみんなの不要物を持つハメに…
バレたらほんとにヤバい…
先生殴ｒ…いやよくないよくない…(心の声)

全力疾走中のジェルくん。