静かな夢を見た(供養)ネロアキ
ネロが眠り姫
あきらが王子
夢のなかにおちてしまったネロをあきらがキスでおこす。
男前なあきらと気にしすぎなネロ
無自覚な恋心に振り回されるねろ
ブラッドリーへのでかすぎるおもいにぷらす晶への恋心で完全に閉じちゃう
しずかな、しずかなうみのゆめをみた。
昏く、どこまでも続きそうな海を前にネロは辺りを歩いてみることにした。
潮の香り、砂浜の足を奪われる感覚、波がどこかでぶつかり合い、それが音として耳に入る。
上を見上げても月はない。
色がない、この世界に煌々と輝く月はいらないということか。
ネロはしめった笑みをひっそり浮かべた。
元相棒はこの景色を見たらどう思うのだろうか。
つまらねェな、と切り捨てそうだ。
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