「ごっこ遊びはほどほどに」没文章①マホの対応がアレすぎるなと思ったので没
教えて、マホロア」
カービィの声が段々高圧的になっていく。苛立ちを抑えきれない彼の態度が、返って言い返しやすく思えた。
「ドウシテ、話さなきゃイケナイノ?」
さりげなく彼の手から逃れて、ふよふよと踊るように浮遊する。いつものように、軽薄にヘラヘラ笑う。
「心配してクレルのはト〜ッテモ嬉しいヨォ! デモ、カービィには関係な――」
関係ない。そう紡ごうとした次の瞬間、ぐるりと視界が回転した。ぼてっと床に押し付けられ、カービィの顔が間近に迫る。押し倒されたのだ。
「……関わらせてよ」
絞り出すような声だった。
「今ならようやく、手が伸ばせるのに。振り払わないでよ……」
②我に返れたかびさん これもマホの対応がアレすぎるなと思ったので没
「あ……でも、誰かにひどいこと言われて、それで悲しくて切っちゃった、って可能性もあるのかな」
ようやく晴れた疑いの雲がまたモクモクし始めたカービィを慌てて止める。
「……ストレス解消ってイウカ……ホラ! イライラしたとき、物に当たるコトあるデショ? それのジブン版ダヨ!」
③マホが採用版より健康的
ドコカ痛いノ?」
そう咄嗟に発言した直後、いいアイデアを思いつく。彼の頬を撫でて、手を空中に放り投げた。
「イタイノイタイノ、トンデイケーッ! ……痛ァッ!?」
ゴツン! 放り投げた手が勢い余ってテーブルに激突した。
(このあと最終的にマホ側が自分もカービィを助けたり守ったりしたいと言い、カービィもなんやかんやあって思い直しハピエン)