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    桜餅ごめ子

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    桜餅ごめ子

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    の没文章

    ##全年齢

    「ごっこ遊びはほどほどに」没文章①マホの対応がアレすぎるなと思ったので没
    教えて、マホロア」
     カービィの声が段々高圧的になっていく。苛立ちを抑えきれない彼の態度が、返って言い返しやすく思えた。
    「ドウシテ、話さなきゃイケナイノ?」
     さりげなく彼の手から逃れて、ふよふよと踊るように浮遊する。いつものように、軽薄にヘラヘラ笑う。
    「心配してクレルのはト〜ッテモ嬉しいヨォ! デモ、カービィには関係な――」
     関係ない。そう紡ごうとした次の瞬間、ぐるりと視界が回転した。ぼてっと床に押し付けられ、カービィの顔が間近に迫る。押し倒されたのだ。
    「……関わらせてよ」
     絞り出すような声だった。
    「今ならようやく、手が伸ばせるのに。振り払わないでよ……」
     
    ②我に返れたかびさん これもマホの対応がアレすぎるなと思ったので没
    「あ……でも、誰かにひどいこと言われて、それで悲しくて切っちゃった、って可能性もあるのかな」
     ようやく晴れた疑いの雲がまたモクモクし始めたカービィを慌てて止める。
    「……ストレス解消ってイウカ……ホラ! イライラしたとき、物に当たるコトあるデショ? それのジブン版ダヨ!」

    ③マホが採用版より健康的
    ドコカ痛いノ?」
     そう咄嗟に発言した直後、いいアイデアを思いつく。彼の頬を撫でて、手を空中に放り投げた。
    「イタイノイタイノ、トンデイケーッ! ……痛ァッ!?」
     ゴツン! 放り投げた手が勢い余ってテーブルに激突した。
    (このあと最終的にマホ側が自分もカービィを助けたり守ったりしたいと言い、カービィもなんやかんやあって思い直しハピエン)
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    桜餅ごめ子

    DONE #晩夏_魔術師とあの子は
    二次創作ホラー企画「晩夏、魔術師とあの子は」( https://togetter.com/li/2209738 )用作品です。
    「ストーリー5 彼岸花の川」を使用。
    企画終了までもう少し。最後までお楽しみ頂ければ幸いです!
    尚この小説自体は100%私の性癖(ヘケッッッ!!!!!)で構成されています。
    この世で一番怖いのは 目を開くと、そこは知らない部屋だった。ボクはそこで、見覚えのないベッドに寝かされていた。
    「……?」
     しかし、ボクは少しも驚かなかった。それどころか、恐怖や警戒、疑念といった、本来なら発生するはずの感情が全くわかなかった。
     ベッドの中から周囲を見渡す。やはりどこもかしこも記憶にない。窓の外に広がる彼岸花畑も、遠くで流れるメロディも、部屋に漂う甘い匂いも、何もかも。異常事態であるはずなのに、心は警報の一つも鳴らさない。だが、ボクの論理的な思考が叫んだ。この状況はおかしい、ここから逃げ出さなければならない、と。
     自分でこの部屋に来た覚えはない。ならば誰かに連れてこられたのだろう。一体誰が? 何のために? 分からない。推理しようにも手がかりがない。まずはこの甘い匂いの発生源を辿り、少しでも情報を得よう。ボクはそう思い至ると、ベッドから下りた。
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    oshihamidori

    DONE6/3-6/4こいびとは上官につき展示作品でした。
    樺太道中後半戦、鯉→月ですが、月→鯉なのかは判然としない、そんな微妙な時期の二人を書いております。
    ゆるはらす船 今夜の宿は、往路でアシㇼパ達が世話になったという、ウイルタ民族の天幕になった。アウンダウ、という名の冬の家らしい。アシㇼパと白石の顔を見るなりよく無事だったと歓迎してくれて、酒と食事を振る舞ってくれた。更には一晩だけなら、と一張りまるまる天幕を借りられることになった。我々は礼になるような物品を殆ど持っておらず、唯一手土産の体をなしているのは、月島が豊原で仕入れていた煙草の残りくらいだ。
     たった二箱の煙草を住民は喜んでくれた。日本の煙草は滅多に手に入らないから、と言う。
     この旅が始まってからというもの、あらゆる交渉ごとは月島の担当だ。
     月島を見ていると、言語の習得は重要だなと痛感させられる。同じ言語を解するという安心感が相手の警戒心を解き、結果交渉も上手く行くことが多い。私の陸士時代の専攻はドイツ語で、英語もそこそこは学んでいる。しかし実地での経験がないから、現地でどれくらい通用するかは分からない。月島のロシア語の技倆を目の当たりにすると、言葉の問題だけではなくて、自分には不足が多いなと痛感する。それは杉元に対しても谷垣に対しても思う。
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