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    straight1011

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    straight1011

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    RPG SD
    流が仲間
    夢主 勇者

    RPG SD②流「次の町には魔王退治に参加した賢者がいるらしい」
    流「名前は……センドー? ……だったような」
    流「……とにかく、そいつに会えば、魔王の場所とか知ってるかもしれねー」

    流「……宿屋の女からもらった地図みると、距離があるみてえだ」
    流「途中にあるこの町で休んでから行った方がいい」

    勇者たちは次の目的地に向かった!

    流「……結構歩いたな」
    流「魔物も多かったから、ここらで回復した方がいい」
    流「……回復呪文、さっき覚えたのか」
    流「いい。薬草使うから」
    流「……」
    流「女のくせに、よく魔物退治なんてしようと思ったな」
    流「村のやつは何か言わなかったのか」
    流「……親、いねえの」
    流「……」
    流「……追い出される形で旅立った?」
    流「…………」
    流「……ま、いいんじゃねえの。そんな村から出てこれたんなら」

    旅人の休息小屋で一晩を明かした……

    流「着いた」
    流「……」

    町人から不審な目で見られている。

    流「感じわりーな」
    流「治安もよくねーみてえだ」
    流「……てめーあんまり離れんな。ぼんやりしてると荷物ひったくられる」

    ドンっ

    すれ違った男に強くぶつかられた。

    流「……」
    流「荷物」

    荷物を開けようとした……
    荷物がなかった。

    流「……」
    流「……追うか」

    男を追った。
    寂れた家の前に着いた。
    窓から様子を覗きますか?

    はい ←
    いいえ

    男「三っちゃん! あの旅人の荷物をぶんどってきたぜ!」
    三「あ? ……徳男、また無駄なことしやがって」
    徳「で、でも三っちゃん。三っちゃんの足が治せるあの水を持ってるかもしれねえし」
    三「ただの旅人がんなもん持ってるわけねーだろうが……っち、うう……いてえし……」
    徳「三っちゃん!」

    中に入りますか?

    はい 
    いいえ ←

    流川が勝手に扉を開けていた。

    徳「なっ! てめえら、追ってきやがったのか!」
    流「荷物返せ」
    徳「……ふん、おらよ。さっさと帰りやがれ」

    荷物が投げ渡された。

    流「……おい帰るぞ」
    三「あ? なぁに見てやがんだ、そこの女」
    流「……アンタ、その足」

    長髪の男の足を見た。
    膝から下が石になっている。

    流「……」
    徳「てめえら、いつまでここに居やがる。見せもんじゃねえんだぞ!」
    流「……」コンコン
    三「おい、何さり気なく叩いてんだ」
    流「……本物の石」
    三「……ああ、そうだよ。こいつは呪いだ」
    徳「三っちゃん、いいの? 話しても」
    三「お前ら旅人だろ。何が目的か知らねえが、ここの近くにあるほこらには行かねえ方がいい」

    三「俺はここらの近くにある国の兵士だった」
    三「そのほこらには魔物退治に行ったんだ。なんでも強い魔物が住み着いて、この辺りの魔物が強くなっているという噂が出回っていたからな」
    三「だがほこらには魔物がいなかった。ただ思わず足を止めちまうくらい、綺麗な湖が最奥にあって……」
    三「神々しくて近づいちゃいけねえと思ってよ。だが疲労からふらついてうっかり足をつけちまったんだ」
    三「そうして帰って次の日起きたら……足が石になっちまってた」

    徳「きっと三っちゃんの足は呪われたんだ」
    徳「なあお前ら、腕は立つのか?」
    徳「三っちゃんの呪いを解く方法がひとつだけあるんだ」
    徳「この地方の精霊さまが祭られているほこらの最深部に、精霊のしずくがあるらしい」
    徳「それがあれば三っちゃんの呪いが解けるはずなんだ。ほこらに住み着いている魔物はそれほど強くねえが、俺は三っちゃんのことを見てないといけねえ」
    徳「頼む。精霊のしずくを取って来てくれないか」

    はい ←
    いいえ

    流「……」
    徳「ありがとう。何もしてやれねえが、とりあえずこれを持っていってくれ」

    薬草を5つもらった!

    徳「頼んだぜ」

    流「また寄り道か」
    流「旅の目的は魔王討伐だろうが」
    流「……いやついてく」

    流「精霊のほこらはこの辺だが、センドーのいるらしい町とは反対方向にある」
    流「……まあ、居るかもわからねえし、急ぐ必要もねえか」

    精霊のほこらに向かった。

    流「敵がつえーな。油断すんな」
    流「……」
    流「……精霊のほこらならよ、ふつーは魔物が入ってこれねえんじゃねえの」
    流「……すげーうじゃうじゃいるけど」

    ほこらの最深部に到着した。
    台の上に、小瓶がのっている。

    流「あれか?」

    小瓶に近づこうとした。

    流「……おい待て」
    ?「ぎゃはは」

    突如目の前に魔物が現れた!

    魔「またお人好しな人間がやって来たぜ!」
    流「……」
    魔「ははは、あの堀田とかいう男、呪いを解いてやる代わりに人間を寄こせと言ったら、律儀に送ってきやがるようになった!」
    流「……」
    魔「あの石化の呪いは魔王様直々の呪いだ! ここにある精霊のしずくでしか解くことはできないが……」
    魔「俺様がいる限り、この精霊のしずくは人間の手には渡ることはねえ! というわけでてめえら、ここでしにがやれ!!」

    魔物が現れた!

    たたかう
    話す ←
    にげる

    流「やれやれ……ああいや、勇者のせいじゃねー」

    ~省略~

    魔「ぐわああ! 俺様がこんな人間にい!」
    魔「だが! 残念だったな! この精霊のしずくはもう流れない! 魔王様が精霊を封印したからだ!」
    魔「ぎゃははは! ざまあみやが……れ……」

    流「……精霊が封印?」
    流「はじめて聞いた」
    流「……まあいい。とりあえず、それ持って帰るか」

    精霊のしずくを手に入れた!!

    流「落とすなよ」

    徳男のいる町へと戻った。

    三「……! お前ら、帰ってきたのか!」
    流「……」
    三「なんだ、そんなこえー顔して……まさか、精霊のしずくがなかったのか……」
    流「……アンタ、何も知らねえの」
    三「何がだ? ……ああ、徳男なら今薬草を取りに出かけてて、何ももてなしが出来なくてわりーな」

    三井に徳男のことを言いますか?
    はい
    いいえ ←

    三「……けど、それはおめーらが見つけたんだろ? わざわざ俺に使う必要はねえよ」
    流「だそうだ」

    三井に精霊のしずくを使いますか?
    はい ←
    いいえ

    三井の足に精霊のしずくをかけた。
    石が剥がれ落ち、足が治った!

    三「おお! 治った!」
    三「恩に着るぜ! これでまた安西先生のもとに仕えられる!」
    三「何も礼はできねえが……ああいや、手持ちの金でよかったらやる。ささやかだが、礼だ」

    5000G手に入れた!

    徳「え、お前ら、帰ってきたのか……」
    三「おお徳男! ああ、治ったぜ!」
    徳「……」
    三「お前も俺のためにありがとうな! 俺は国に戻って安西先生にまた仕えることにするぜ! じゃあな!」

    三井は家を飛び出していった。

    徳「……すまなかった。三っちゃんをすくうために仕方なかったんだ……でもお前ら、本当に強かったんだな」
    徳「……いいぜ。三っちゃんが助かったんなら、俺はもうどうなってもいい。好きにしてくれ」

    はい
    いいえ ←

    徳「……」
    流「先を急ぐんで」
    徳「い、いいのか」
    流「勇者がそう言うんなら、俺は別に」
    徳「……勇者?」
    流「む、しまった。聞かなかったことにしろ」

    流「一発くらい殴ってもばち当たらねーと思ったけど」
    流「……まあ、あれくらいの魔物なら敵じゃねえし」
    流「……いい経験になったんじゃねえの。何でもかんでも信じると酷い目にあうって」
    流「……俺がいるから心配ない……?」
    流「……」
    流「……それもそうか」


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