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    straight1011

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    straight1011

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    リョが仲間になりました

    RPG SD④漁村に到着した

    流「……」
    女性「あ、あの!」
    流「……」
    女「旅人さん。道中で私の息子を見かけませんでしたか。あなたと同じくらいの背で、ソータという……」
    流「……」

    女性にソータの話をした……

    カオル「そんな……」
    流「……」
    カ「……」
    ?「母ちゃん? どうした?」
    ?「どうしたのお母さん? あっ! ……カッコいい旅人さんだ!」
    カ「…………」

    カオルは倒れた。

    ?「母ちゃん……!」
    ?「た、大変! リョーちゃん、家まで運ぼう!」

    ……

    リョ「……そんな……ソーちゃんが……嘘だろ」
    ア「……お母さん、ショックで倒れちゃった」
    リョ「……」
    ア「……」
    リョ「わりーけど、出ていってくれるか……」

    勇者たちは宿へ向かった。

    流「……ねむ……」
    流「……」
    流「お前のせいじゃない」
    流「……」
    流「うじうじしてても仕方ねー」
    流「……勇者がそんな顔してたら、安心できねーだろ」
    流「……謝んな。もう寝ろ……」
    流「Zzz」

    ?「きゃあああ!」

    真夜中に目が覚めた。

    流「……」

    流「村人が集まってるな」
    流「……何かあったんすか」
    リョ「……お前らか。今、村の子どもが魔物に拐われたらしい」
    リョ「この近くの山に住む魔物だ」
    流「……あの精霊……全然魔物は大人しくなってねぇじゃねぇか……」

    村人「ど、どうする?」
    村人「誰かが行くしかないだろう」
    村人「で、でも……ソータはいないし……」
    村人「……」
    村人「ソータの弟は……?」
    村人「……無理だろう。ソータより小さいし、きっとすぐに魔物にやられてしまう」

    リョ「……」

    流「……」
    流「……まあ、言うと思った」
    流「……さっさと行くぞ」

    村の入り口にて……

    リョ「うおっ! 何だお前ら。こんな真夜中に出発か?」
    流「アンタこそ何してんすか」
    リョ「……俺は……魔物を追うんだよ」
    流「……ひとりで?」
    リョ「悪いかよ。お前らには関係ねぇだろ」
    流「……」
    リョ「え? お前らも行くのか?」
    リョ「……」
    リョ「お人好しだな。いいのかよ、俺がついていっても……」
    リョ「……ソーちゃんより強くねぇから、あんまり、期待しないでくれよ」

    リョータが仲間に加わった!

    道中……

    リョ「魔物が強くなってきたのは最近のことだ」
    リョ「村の入り口には見張りがいるけど……やっぱり、夜は手薄になっちまう」
    リョ「でも最近は魔物が寄り付かなかった。ソーちゃんがいたから、魔物が近づけなかったんだ」
    リョ「……ソーちゃんは村で一番強かった。俺なんかよりずっと」
    リョ「……」
    リョ「山はもうすぐだ」

    山道……

    流「崖が多いな……足元に気を付けろ」
    リョ「崩れやすいかもしれねぇ」

    勇者の足元が崩れた。

    流「!」
    リョ「あぶねぇ!」

    リョータに手を掴まれた。
    リョータの足元も崩れた。

    リョ「え」
    リョ「うわっ!!」
    流「っ」

    勇者とリョータは落下していった。


    リョ「……うぅ……大丈夫か?」
    リョ「すげー高いとこから落ちたな……」
    リョ「あいつ……流川ってやつとはぐれちまった」
    リョ「……ま、あいつは強そうだし、ひとりでも問題ないか」

    奥に続く道がある。

    リョ「……進むか?」
    リョ「……」
    リョ「俺がいるから大丈夫? 買い被りすぎだろ」
    リョ「ソーちゃんと比べたら、俺なんて雑魚だろ」

    はい
    いいえ ←

    リョ「……」
    リョ「俺の母ちゃん、倒れちまっただろ」
    リョ「もし俺が旅に出て、それで石になったんなら、きっと母ちゃんは倒れなかったと思う」
    リョ「俺じゃ頼りないから……」
    リョ「……」

    リョ「お前、何で旅してんの?」
    リョ「……魔王を倒す? 勇者なの?」
    リョ「まじか」
    リョ「……」
    リョ「魔王を倒したら、ソーちゃんは元に戻んの?」

    はい ←
    いいえ

    リョ「……」

    子ども「うわあああ! だれかぁ!!」
    リョ「!」

    奥に進んだ。

    子どもがクモの糸のようなものにひっかかっている。

    リョ「!」
    魔「む? おお! エサが増えた!」
    リョ「てめえ……子どもに何しやがる……!」
    魔「何って、食事に決まってるだろー? やっぱり人間は頭が悪いなぁ」
    リョ「……」
    魔「お? ……お前、この間俺に傷をつけたあの男に似てるなぁ」
    リョ「!」
    魔「でもお前は弱そうだ! わはは、心配ないな!」
    リョ「……」
    リョ「わかってる」
    リョ「一緒に戦ってくれよ、勇者」

    魔物が現れた!

    たたかう
    話す ←
    にげる

    リョ「戦い慣れてんな。頼もしいぜ」

    たたかう ←
    話す
    にげる

    リョータのこうげき
    魔物に29のダメージ!
    魔物のこうげき
    勇者に20のダメージ!
    勇者は防御魔法を唱えた
    リョータの守備力が20上がった!

    省略……

    魔「ぐわあああ!」
    リョ「……倒したか」
    子ども「うわあん! こわかったよぉ!」
    リョ「よしよし」
    リョ「……」
    リョ「俺、戦えてた?」
    リョ「……え? ソーちゃんみたいだった?」
    リョ「……そっか。よかった」

    流「む……倒してる……」
    リョ「お、早かったな」
    流「……」
    リョ「とりあえず、村に戻ろうぜ」

    村に戻った。

    アンナ「リョーちゃん! もう、心配したんだよ!」
    リョ「悪い……」
    カオル「リョーちゃん……」
    リョ「……」

    子ども「リョータ兄ちゃんすごかったんだよ!」
    子ども「魔物がぐわあっ! ってするのを避けてね!!」
    子ども「ザクザクってナイフでやっつけたんだよ!」

    リョ「……」

    村人「そ、そうか」
    村人「流石! ソータの弟だ!」
    村人「すごいな!」

    リョ「…………」

    流「……行くか」
    流「……挨拶はいいのか」
    流「……邪魔しちゃわりーか」 

    リョ「あ、おい! 待ってくれ」
    流「?」
    リョ「……お前ら、魔王退治に行くんだろ」
    流「……」
    リョ「俺も連れていってくれ」

    カ「リョーちゃん……?」
    リョ「母ちゃん、ごめん。俺、村を出ていくよ」
    ア「な、なんで!?」
    リョ「俺はいっつも、ソーちゃんに頼ってばっかだった」
    リョ「だから今度は、俺がソーちゃんを救いたいんだ」

    カ「……な、何言ってんの」
    カ「危ないに決まってる……やめてリョータ」
    リョ「……」
    カ「……リョータ……」
    リョ「もう決めたことだから」

    リョ「仲間にしてくれるか?」

    はい ←
    いいえ

    流「……」

    カ「…………」
    ア「リョーちゃん……気をつけてね。帰って……くるよね?」
    リョ「……」

    カオルは家の中に入った。

    リョ「……アンナ、母ちゃんを頼んだ」
    ア「……うん」
    リョ「行こうぜ」

    リョータが仲間になった!


    流「よかったんすか」
    リョ「いいんだよ。それに、いつかは村を出るつもりだったし」
    流「……」
    リョ「あんまりしんみりした空気にすんなよ。ったく、調子狂うぜ」
    リョ「で、次はどこに向かうんだ?」
    流「…………」
    リョ「お、お前ら……もっと計画的になれよ」
    リョ「精霊の封印を解きたいんだろ? 風の次に近いのは……水か?」
    リョ「近くには大きい国もあったはずだし、とりあえずそこを目指せばいいんじゃねぇの」
    流「……うっす」
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