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    iorishin

    @iorishin

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    iorishin

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    坂高(天高)プロットその3です。

    もうシナリオ読んでも
    天になる前のサカリョさんのことが分からんかった故に わたくし、勝手に考えておきました!
    (捏造しかありませんのでご注意)

    後でコミカライズとか出て
    設定に矛盾でても知りませーん!
    私が見たいのはこんなやつデース!
    勢いでどうぞ!!!

    天地神明に誓う3(仮タイトル)(君を、留めおかじ 武蔵野に)
    ーーーーーーーーーーーーーー

    聖杯戦争始まりの地の
    江戸の地に召喚される高杉
    ーーーー
    暗い中、月の光がさす
    人気のない日本家屋。

    長屋に 足音が響く。

    高杉
    「召喚式、
    呼ばれたのはいいがー

    …マスターは何処だ?」

    (辺りを見回す)


    「厄介だな、これは。
    (チャキッと、刀に手をかけ警戒する)

    どうやら普通の聖杯戦争じゃあ
    無いようだ」

    ーーーーーー

    「ー待っていたよ」

    突然暗闇から声がし、
    現れる 龍馬の姿。(2臨)


    「高杉さん」
     

    「やっとー会えた。
    三千世界、駆け抜けたよ」

    (不思議な言葉を告げる龍馬)


    高杉
    「…!!」

    (現れた相手の気配のなさに驚き、
    剣に手をやり、構える高杉) 


    高杉
    「ー坂本、龍馬…?」

    龍馬
    「久しぶりだね、高杉さん」


    (敵か?味方か?
     警戒を強める高杉)

    龍馬
    「大丈夫、僕は敵じゃぁないよ」

    高杉
    「悪いが、
    ー聖杯戦争で
    「敵じゃない」とかいう
    胡散臭い男の言うことは
    信じないことにしてるんでな」

    (警戒しながら剣に手を当て、様子を伺う)

    ーーー

    ハッと何かに気づき
    部屋の隅を見やる高杉
    (ーこの男は?)

    暗がりの奥に、
    血溜まり。
    死んで倒れている?
    ような男が
    目に入る。

    龍馬
    「あぁ、それはー
    君のマスター…
    「だった」男さ」

    高杉
    「どう言うことだ」

    (油断せず睨みつける)


    龍馬
    「魔力を供給する主など、
    僕らにはもう不要のもの」

    「ー準備は整った。
    強力な魔術礼装により
    この特異点は固定されたからね。」

    「僕らは 退去することもない」
    争う必要など、何処にもないのさ」


    「だから、ね。」
    (肩をすくめて笑顔)

    「ー君が殺したと」

    「そうさ」


    「とんだ悪役だな
    坂本龍馬。
    そんなだったか、君?」


    (特異点が固定?
    そんなことが?)

    ※さりげなく間合いを図る高杉

    「ーおいおい、
    召喚されてすぐ
    めちゃくちゃ面白いことに
    なっているみたいだがー」

    「あまり馬鹿にするなよ」
    「こりゃ、僕を騙し討ちする流れかい?
    坂本くん」

    (銃を構える)


    龍馬
    「まさか!
    そんな酷いことはしないよ

    高杉さんじゃないんだから」
    (ニッコリ)


    高杉
    「ハハ!ー確かに!」

    「…ってムカつくな君」

    「うん、コレは
    偽物のなりすましでなく
    正真正銘の 坂本龍馬だ!」間違いない!


    龍馬
    「特異点の固定 が信じられないかい?」

    「そうだね、だけど
     高杉さんも、
    一目見れば分かるよ。

    この世界を固定するほどの、魔術礼装ー
    「歪な因果」を作るものを」

    高杉
    (ため息をつきながら剣を納める)
    「そこまで言うなら、
    この目で確かめさせてもらおうか」


    「しかしまぁ、それにしても
    いきなりマスター殺しとは」
    「慎重な君には珍しいな
    坂本くん?」

    どれほど、君の計画に邪魔だったんだい
    僕の主は」


    皮肉げな顔で
    少し不機嫌な龍馬

    龍馬
    「ーそもそも
    この男、君の主人には相応しくない」

    「品なく強欲、私利私欲で自己の為だけに
    使い魔を呼び出すような男に
    昼も夜も
    使役されたかったかい?」

    無言の高杉
    「………」

    龍馬
    「僕は嫌だな。
    高杉さんが
    そんな酷い目に遭うのは

    余分な憂いは
    念のため、払わなくては、ね」

    笑顔

    「不穏すぎるし
    胡散臭すぎるだろ…

    「みんな仲良く」がモットーの
    坂本龍馬にそこまで言わすとか、
    どんな破滅的主人だったんだよ」


    「まぁ、基本抜け目なく
    人に恩を売ってくる
    坂本くんのことだ
    一応…
    礼を言っておいた方がいいのかな」

    うーん(ちょっと寒気がするぞ!)


    「はは、ひどい言われようだね
    友達のためを想って、だよ」
    意味ありげな目線


    (胡散臭ーという顔の高杉)


    高杉
    「それで、
    いくら特異点が固定され
    退去しないとはいえ

    僕を主人なしの
    はぐれものにして
    何を企ててるんだい」

    龍馬
    「うん、僕たちと同盟を結んでほしい」

    高杉
    「同盟?」
    「ー僕たち?」

    龍馬
    「そう、わしと、武市さんと
    高杉さんの3人で」

    「「維新」を成すー」

    高杉
    「!!」

    龍馬
    「既に、わしが話をつけ
    3日後、話し合いの席を設けさせてもらった」

    「会談の場所は 江戸城ー」

    「そう、江戸城ー」

    「「流血開城」じゃ」

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