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    xxxxxrin

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    「今でもひどいことはあんまりしたくないけど、でもだって可愛いものは可愛かったんだもん」

    むい君のばーすでーに合わせてらくがき。むい君絶倫疑惑発声&新しい扉を開いちゃった、な短いもの。

    #腐向け
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    #時炭
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    oct8ast

    MOURNINGバルガスキャンプにきたフロイドと監督生がほのぼのお喋りするだけ。
    プロットと逸れすぎて途中で強制終了した……
    ぽかぽかと温かな日差しが木々の隙間から差し込む。
    春の訪れを告げにきた蝶はひらひらと舞い、可愛らしい花にぴたりと止まって、すぐにまた美しい羽を広げ去っていく。
    目を開けると大きな木が生い茂る大自然、耳を澄ませは川のせせらぎ……そんな中どうしようもなく食欲をそそる香辛料の匂いがあたりに立ち込めていた。

    「もーやだ飽きた」

    パチパチと弾ける炎。
    右手に薪と、左手にうちわを構えたフロイドは地面にごろんと寝そべった。

    「ちょっとフロイドくん、火のそばで寝たら危ないっすよ
    ほらほら、そろそろ薪を足して風送って!」
    「そもそも何でカレーなの、俺今日カレー食べたくないんだけど」
    「キャンプなんだから仕方ないっすよ
    それともウツボ料理でも振る舞ってくれるんすか?いい加減火から離れないとマジで蒲焼になるっすよ」
    「ウツボの蒲焼になんの俺?」

    げぇ、と顔を顰めて起き上がると、ポイポイと手近にあった薪を火に焼べて、やる気なさげにパタパタとうちわを仰ぐ。

    「そもそも、何でフロイドくんが来たんすか?
    キャンプといえばジェイドくんでしょ」
    「モストロのシフトあるから、俺とジェイド2人同時に休むなってアズ 3608

    kinoko12069

    MOURNING・好きな曲から連想して書いた当社比重めなイデ監。何の縁もない田舎の駅で会話する二人の話。この二人は付き合ってはいないです。
    ・人を選ぶ内容なので気をつけてください。卒業後設定、セフレ的な関係と妊娠の描写があります。
    ・夏が終わったばかりですが冬の話です。
    ・書き終わってから思い出しましたがこの曲、別れの歌なんですよねぇ……。良かったら聴いてみてください。
    There will never be another you「外はやっぱり寒いね」

    何もない駅のベンチでうずくまっていると、頭上から声が降って来た。今もっとも聞きたくなかったような、それなのに聞きたくて仕方がなかったような声だ。

    けれど顔を上げる気にはなれず、俯いたままそれに答える。

    「……出てこなければ良かったのでは?」

    もともと出不精な人だから、輪をかけて寒い今日などは世界が終わっても部屋を出てこないと思っていた。そういえば今朝はこの冬一番の冷え込みになるとラジオでは言っていたっけ。
    それも含めて皮肉を言うと、その人は困ったようにため息をついた。

    「君ねぇ……」

    彼は何か言いかけて、しかし止めた。そして着ていた外套を脱ぐと、私の肩に掛けて羽織らせた。冷えた身体に、そのあたたかさは染み入っていくようだ。
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