シシフォス帝国深堀文化的な話
シシフォス帝国の文化と歴史を語る上で、どこにでも名前が出てくるのが初代皇帝。彼があらゆる分野においてえげつない勢いで啓蒙運動をしまくって一代でシシフォス帝国の時代を100年ぐらい進めた。
すべての事は密接に関わりあっているため、国を思うようにコントロールするためには皇帝もあらゆる分野に手を出す必要があったのだった。
どういうものをメインの食料にしたらみんなが食っていけるか?そのための農業や牧畜はどうしたらいいか?農場と家と牧場の最もいいバランスは?少ない物資で安全でメンテ費用が少なく長持ちする建物を建てるには?その材料はどこから?流通のルートは?流通させるための道や荷車は?
この国をどのように発展させれば自分の目指す『全員が永遠に幸福な国』が作れるのか?皇帝の指針としては、『とりあえず反逆されるようなことだけは防ごう』というものだった。
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