ウルクの民さん主催のアルイタオセロの実況風SSイタカ(初期衣装) VS イタカ(日を蝕む者)
【一回戦:初期衣装勝利/脱がせた物:仮面、脚の装具】
運の女神に身を任せた結果、イタカが先手。日を蝕む者が呻きながらも先ずは優勢だが、イタカが陣を縦断する形で中央を、そして的確に角を奪っていく。
当初から逆転への不安を零していた日の蝕む者の予想は的中し、四隅を取ったイタカが順当に勝利を収めた。
【二回戦:初期衣装勝利/脱がせた物:靴、髪を解く】
イタカの一回戦での勝利から先手は譲らず。先程の試合展開から感じる濃厚な敗北の気配に「やだやだ〜!」と駄々をこねながらも日を蝕む者は手を進めていった。仮面が外されたことで露わになる表情に不安が滲む。
案の定、序盤は優勢だがすぐに盤面をひっくり返され「知っていた…」とボヤく。そして日を蝕む者が「あ!」と声を上げてミスに気が付いた途端、隙を逃さずにイタカが石を置く。
しかし試合が進行するに従い、「可愛い」と笑っていたイタカの声に陰りが。「そこ置けないの!?なんで!?」「あはは」と言葉を交わしながら両者譲らぬ切迫した展開が続く。一時は日を蝕む者に勝利の女神は微笑んでいたが、最終的には圧倒的な形でイタカが勝利を収めた。
【三回戦:勝利初期衣装/脱がせた物:ズボン、手袋】
全ての先手を勝利と運で死守したイタカ。「端っこに誘導されている気がする」完全に掌で転がされている気配に日を蝕む者は下ろした髪を掻き上げて呻いた。
「最低記録が出そう」と零す日を蝕む者に対し「そんなことないよ」と優しく声をかけるイタカだが、その手は優しくない。
終盤は中央を守ろうとする日を蝕む者に対しイタカは外堀を埋めるようにして追い詰めていく。日を蝕む者は既に諦めが見える声音で「さよなら…」と小さく呟いた。
残念ながら完全に追い込まれてイタカの勝利。全てにおいて圧倒的な勝利をイタカが収めた。
アルヴァ(技術顧問) VS イタカ(日を蝕む者)
【一回戦:技術顧問勝利/脱がせた物:仮面、脚の装具、靴】
先程の看守長と技術顧問の戦いにより一旦裸ネクタイ触手の状態になっていた技術顧問が仕切り直して先手。「また脱がされちゃうんだ……」と弱気な日を蝕む者に対し「まだわからない」「自分はオセロが弱い」と声をかける技術顧問だが、イタカに「うそつき」と即座に否定されていた。
互いに大きく盤面を変える展開を繰り返しているが「誘導されている気がする」とボヤく日を蝕む者に対し「そんなにしていない」と返す技術顧問。当然即座に看守長から「ということは、多少はしているのだな」とツッコミが入った。
四隅を取られ完全に外堀を埋めた状態で技術顧問の勝利。隠れる日を蝕む者を「可愛い、隠しておこう」とイタカが庇う場面が見られた。
【二回戦:技術顧問勝利/脱がせた物:下着】
「少しずつ脱がされてる……」怯える日を蝕む者に対し「この顧問先生むっつりだよ」とイタカが素直な感想を伝えた。「仕方ないだろう」と開き直る技術顧問が再び先手。
試合の序盤から隅の二箇所を技術顧問に取られて「なんで!? なんで!?」と戸惑う日を蝕む者「先生、優しくして」と希う日を蝕む者に対し無言で強烈な攻めを見せる技術顧問。やはり彼はむっつりなのだろう。
「え、これ本当に負けるんじゃない……?」怯え続ける日を蝕む者に対し、やはり四隅を埋めることで技術顧問の圧勝。55:8と圧倒的勝利を収めた。
【三回戦:日を蝕む者勝利/脱がせた物:下着、上のひらひら、ベスト】
イタカに痴態を隠して貰いながら三回戦。唸りながら攻めていく日を蝕む者であったがやはり序盤で隅を取られてしまった。恐ろしい勢いで外堀を埋めていく技術顧問。「これ圧倒的死だ」ぽつりと零した日を蝕む者をイタカが応援する光景が見られた。
下着を脱がされ直接服の布地が股座へ当たる感覚は集中力を阻害しているだろうにも関わらず、盤面をひっくり返し日を蝕む者の勝利。
運の女神に愛され、今までの屈辱を晴らすかのように脱衣を命令していった。
アルヴァ(技術顧問)VSイタカ(初期)
【一回戦:イタカの勝利/脱がせた物:髪を崩す、ネクタイ】
お互いのやり口を知っている技術顧問とイタカ。互いに軽口を飛ばし合いながら試合開始。先攻はイタカ。欲望をむき出しに言葉を発する技術顧問に「やだこの触手先生、変態じゃん」と返すイタカだがかなり追い詰められている様子。
「誘導されてるじゃん」「そんな高等技術、私は使えないな」肩を竦める技術顧問をイタカはただ鼻で笑った。
「やってしまったな」と呟くイタカに対し「怖い怖い」と返す技術顧問。しかし勝者はイタカが持っていくこととなった。
「……彼は追い上げが怖いんだ」とは脱がされる服を選ばれている際の技術顧問の言葉。
【二回戦:イタカの勝利/脱がせた物:上着】
「……もう少し考えてやろう」盤面を真剣な眼差しで見詰める技術顧問。それに対し「同じこと考えてるじゃん」と思考回路が似た者同士であることを指摘したイタカが先攻。
真面目にやると言っていたのにも関わらず軽口を叩いていた技術顧問が慌てだす中盤。眉根を寄せ思案しながらも手を進めていく。互いの嫌なところを潰していきながら手に汗握る局面が続いた。
「やってしまった」と焦る技術顧問だが終盤も終盤。願いはすれど僅差でイタカが勝利を奪った。
【三回戦:の勝利/脱がせた物:下着、ズボン】
「人とやったことないんだよね、オセロ」「では何故そんなに強く……」戸惑う看守長に対し「わかんない」と返したイタカがやはり先攻。「今度こそ真面目に」と慎重に事を進める技術顧問は一矢報いることは叶うのだろうか。
静かに進む戦局。お互い譲らぬ中で「そこを狙っていた」と技術顧問が口角を上げた。
「ここからが怖い」慎重に事を進めた技術顧問が執念の勝利を収めた。