快乐至上　　那人谄媚地恭维了几句，见目标达成后便端着酒杯离开了。只留下七种茨一人应付这些大人物，酒是不得不喝的，即使他只有17岁。红的黄的白的轮番上阵，就连常年混迹于酒场的老酒鬼也要败下阵来。镜片下的世界是街边颜色鲜艳的霓虹灯，所有人都变成了歪歪扭扭的无脊椎动物，在悠扬的乐曲中跳着迪斯科。一片片嘴唇一张一合，下一秒他就被人扶着走了出去。

　　上好的商务车中有瓶车载香水，是浓郁的百合香味。他不喜欢这个味道，闻着就想吐，于是他借着醉酒的由头打开车门步伐紊乱地走向正前方的垃圾桶。价格昂贵的特产名酒，精心制作的美味佳肴，在蚊蝇纷飞的垃圾桶里纷纷成为一滩颜色怪异的粘稠液体。他感觉自己这时应该倒下去睡一觉，却又被人再次搀扶着走向那个充斥着花香的狭窄空间。昏睡中他听到有人问他去哪，他含糊不清地说了秀越学园的地址——以及一串数字，那是他的宿舍门牌号，随后他便彻底睡过去。直到醒来他发现自己已经站在秀越学园门前，镜片中的世界依旧模糊，但好歹比之前清楚了点。

閣下誕生日凪砂の逞しい腕が茨の腰のあたりをぎゅうと抱きしめる。茨が着ているパジャマ代わりのライブTシャツの裾にすっぽりと頭を入れて、静かに息を吸い込んだ。ボディーソープの甘い香りの中に茨の匂いを嗅ぎつけて一息つく。可哀想に伸びきったTシャツはもう使い捨てるほかないだろう。
素肌の腹に顔をぴったりとくっつけられて、茨は落ち着かないようだ。
退避したい気持ちをじりっとした身動ぎで誤魔化せば、察しの良い最終兵器は拘束具ばりにぎゅうううっと締めつけを強めた。
腕の力強さに反して、腹を撫でる頬は幼子が母親に戯れるようにくすぐったい。こちょこちょに弱いジュンならば大爆笑してたかもしれない。……などと、茨の頭に他の男が過ぎったことすらも察した凪砂は頬を徐々に膨らませ「私は怒っているよ」という主張を腹越しに伝えた。

似ているようで明らかに違う種の嫌悪感を浴び、それでもお構いなしに歩を進めた。

「こんなところにいたのですね。〇〇様がお探しでしたよ」

嘘である。
茨が無碍にできないということはそれなりの地位を持つものなのだろうと判断し、局の所謂「お偉いさん」の名前を出した。
なんでも無い風に、だがその吐き気がする醜穢な眼差しと長々と対峙するつもりも毛頭ない。
茨の身体に蔓のように絡みつく腕を素早く取り去った。

茨の返事も待たずに腕を掴み踵を返す。

「おい、まだ話が．．．．．．」

男の粘着質な声が鼓膜に広がる。
不愉快だと思うと同時に、初対面のはずのこの男のなにがそんなに気に入らないのかを私はまだよく理解していなかった。

汚らわしい。