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    DARK_azaz

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    DARK_azaz

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    エッジに恋人ができる可能性があることがどうしても受け入れられないゼウセウトがジタバタする話です。

    宇宙猫ソウドゼウセウトの怪文書恋愛に発展するルートまでの考察
    ・街中で結婚式を見かける
    ・「幸せそうだな」とニコニコみまもる
    ・結婚がイマイチピンとこないソウド
    ・家族になるってことじゃないのか?
    ・二人そろって家族がいないことに気づく
    ・結婚したら、帰る家ができるんだ
    ・「それはとても素敵なことだ」
    ・微笑むエッジを見て癒されるソウド

    ・しばらく経って、一人になってから気付く
     エッジが結婚するとしたら、相手は誰だ?

    少なくとも、結婚を申し込むということはエッジに対して下心を持っている人間だってことだよな?性別は?女…か?いや、エッジは女よりも男にモテる顔立ちをしている。じゃあ男と結婚……いやいや、エッジがただのスケベ野郎を結婚相手にするはずがない。ちゃんと相手は選んで、恋愛をして……恋愛?
    (エッジが知らない男と手を繋いで歩く)
    (エッジが知らない男と寄り添って座る)
    (エッジが知らない男の名前を愛おしそうに呼ぶ)
    (エッジが知らない男と……キスをする)
    (恋人だから舌を入れるかもしれないし…エッジは、少しくすぐったそうにするけど、嫌がったりはしないんだよな…)
    (恋人だから…)

    恋人!?!?!?!?

    エッジに恋人!?!?!?!?!?

    許せないんだが!!!!!!???????

    アレだろ!?どうせそいつは結婚前なのにエッジをベッドに連れ込んで……いやいや、結婚後でもダメだ!!ダメダメ!!エッジが誰にでも優しいからって好き勝手しやがって!!しっかりしてそうに見えて寂しがりだから他人に必要とされるとついつい断れない性格を利用して、恋人関係に持ち込んで、性的欲求のはけぐちにするなんて!!ぜっっったいに許さないからな!!!

    そんなふしだらな輩が万が一にでもエッジの周りに湧いてきたら、俺がひっつかんで二度とエッジに手を出せないようにアレコレしてやる。アレコレするぞ。

    ん? でも、それだとエッジは俺がそばにいる限り、ずっと誰とも結婚できないのか?
    いや、エッジの結婚相手に相応しいような清楚で美人で器量よしな女の子が現れてくれれば…………つ、釣り合うのか?エッジと…?
    そもそもエッジの方が清楚で可憐な器量よしだな……大丈夫かな…いや、そんな相手がいたら俺がうまく手を回して…………いやいや、そもそもエッジは、そういう女性を好きになったりするのか? 夫婦になるなら夜の営みもあるんだろうし……しないまま夫婦になることもできるだろうけど、それはそれで社会的にストレスがあるだろうし、だったら普通に好みの相手と結婚して…………好み……

    エッジが好きになる人って、どんな人なんだろう

    なんだかとても、モヤモヤする
    気分が晴れない

    難しい顔で考え込んでいると、「そんな顔してどうしたんだ?」と怪訝そうな顔をしたディアに声をかけられる。
    ソウド、思わずディアにきいてみてしまう。
    「エッジが好きになる人って、どんなタイプのヤツだと思う?」
    「いや、君だろ」

    即答。
    「え、なんでそんな驚いた顔してるの?」

    あまりにも盲点で動揺が隠しきれない。
    「……ま、まさか気付いてなかったの!?」
    ディアテラ驚愕&ドン引き。
    「年がら年中、ソウドみたいな完全無欠完璧超人(不本意)に付きまとわれている人が、今更その辺の有象無象にうつつを抜かせるわけないじゃないか。ソウドに比べたら、エッジは俺のことだってただの仲間くらいにしか思っていないはずさ。こんなに美人で気が利いて有能なのに!」

    「それにソウドだって、恋人にするならエッジくんみたいな癒し系がいいんでしょ?」
    自分の恋人……エッジが、俺の?
    「いやいや、エッジは…」
    「たたないの?」
    「……!?」
    「ふーん……試したこともない感じ?意外だなぁ。ま、君って妙に潔癖なところあるし、納得できないこともないね」
    「な、何を勝手に……」
    「君は案の定気付いてないみたいだけど……エッジくんは同性愛者だよ。前に教えてもらったことがあるからね」
    「!?!?!?」
    「隠すようなことでもないって言ってたかな。誰でもするような、ただの恋バナさ!」
    絶句するソウド。
    「告白するなら早めにしておきなよ。エッジくん、ずって待ってるんだからさ」



    エッジで抜けたら告白することにしたソウド。
    余裕でいけてしまって、自己嫌悪でしばらく心が死ぬ。俺は大切な友達でなんてことを…

    なんかもう、おちんちんを触ってくれるエッジのことを軽く考えてみただけで無理だった。
    少し恥ずかしそうな顔ではにかみながら、ズボンのベルトをおろしていくエッジとか……逆に自分の手でエッジの服を脱がしてあげるところとか……想像してしまった。良かった(何が?)

    そしてやっぱりイヤだ。俺以外の誰かがエッジの素肌をベタベタ触ることなんて、許せない。イヤだ。エッジに触らないでくれ。エッジ…エッジ……誰かの耳元で「愛している」なんて囁かないでくれ…………
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