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    丹穹のエロの模索…φ( ˘ω˘ )

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    のくたの諸々倉庫

    DONEヤンデレ先生の可能性を考える/鍾タル

    タルがモブとの恋愛を仄めかします。捏造など諸々許せる方のみどうぞ。
    窓の外の俺を認めるなり、深海の瞳が見開かれる。寒いから入れてくれ、とジェスチャーで伝えれば慌てたようにドアが開いて、記憶の中と寸分違わぬ青年が現れた。
    「鍾離先生!? 久しぶりだね……!」
    「……ああ、久しいな。ここ50年ほど、会っていなかったか」
    「はは、当たり前だけどあの頃と同じ姿なの先生だけだよ。いや俺も、もしかして変わってない?」
     そうだな、と頷きながらも招き入れられた家の中は、雪国らしく大きな暖炉があって──その上に置かれていた写真立てには、愛らしい女性の笑顔がある。ただ少し、色褪せが始まっているだろうか。
    「まさかスネージナヤまで来てくれるとは思わなかったよ、嬉しいなあ」
     言いながら差し出されたココアを飲みながら、見つめた彼の目はほんの少し赤い。うっすらと浮かぶ寝不足の証も僅かな鼻声も、理由を知っているからこそ問うことはしなかった。
    「……ねえ、先生。俺ほんと、どうしちゃったんだろうね」
     スネージナヤには不老不死の男がいる、という噂話をたどり、彼を訪ねてここまで来たが。うつむく彼の言葉は重く、俺は静かに目を伏せた。
    「……お前は人外に好かれやすいのかもしれないな」
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    のくたの諸々倉庫

    DONEなるほどそういう地獄もあるか/鍾タル

    ※ないです。
    こんな感じで始まる先生×ショタタルあったら嬉しいなって。死ネタなどご注意ください。
    雨が降っていた。
    「どうせこの命を終えたところで、お前と同じところには行けまい」
     少しばかり、血を流しすぎただろうか。腕の中の痩身は既に、体温を失って微動だにしない。
    「……後悔はない、が……あっけないものだな、公子殿」
     世界が回る。彼を抱えたまま倒れ込み、雨によって流れ、薄められていく血溜まりを見た。
     もはやどちらの血だったかすら分からない。ああ、これが──末路か。
     俺はなかなか悪くない人生だったよ、なんて。わざわざ俺と比べずとも、あまりにも短命な彼の笑顔を思い出した。
    「……お前と生きる未来が、欲しかった」
     今となっては叶わないが、と閉じていく視界の中思った。ようやく死ねる、と思う心よりもそちらの未練の方が大きいのだから、俺も案外単純なものだ。
     ……ああでも互いに、それなりに殺しをした。となれば次に会うのが地獄である可能性も、まだ、どこかに──


    「おはよう先生、今日もいい天気だよ」
    「……ッ!?」
     目を開ける。耳慣れたものよりも少し高い声と共に、全開にされたカーテンから朝日が差し込んできた。
    「……公子殿?」
    「ん、誰それ? ていうか汗びっしょりだよ先生、なんか変 752