よんぶんのさん in Paris 2022年ジュネーブのサザビーズのオークションにてマリー・アントワネットが所有していたブルーダイヤモンドの首飾りが出品された。
傷もなく完璧な状態で出品されたブルーダイヤモンドの首飾りは世界中に衝撃を与える。
フランス革命が起こるさなか、マリー・アントワネットは、後のジュエリーメゾン・ショーメの創始者となるお抱えの宝石商マリ=エティエンヌ・ニトにこのブルーダイヤモンドを預けた。その後、王妃は革命広場――現コンコルド広場にてギロチンで処刑される。
ブルーダイヤモンドはマリー・アントワネットの死後、ハンス・アクセル・フォン・フェルセン伯爵から王妃の娘であるマリー・テレーズの元へ手に渡ったそうだ。母親から引き継がれた宝飾品はウィーンの王宮宝物庫の金庫に預けられた。
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