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    pon69uod

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    akinokosame

    DONE「天使の戯れ」
    お題:雨音
    乙音×唯。
    付き合ってる二人が、すこし大人の関係に進む話。
    めちゃくちゃギリギリに書いたので誤字だらけかも、すみません…!


    #唯受けオトナのリレドロライ
    天使の戯れ天使の戯れ


     ようやく見つけた練習の合間に、朝日奈は南と公園の東屋で待ち合わせをしていた。徒歩一〇分ほどの赤レンガ倉庫での路上ライブがはじまるまで、あと五〇分。ようやくありつけた二人きりの時間に、朝日奈は駆け足になっていた。もうすでに到着していたらしい南は東屋のベンチに腰かけ、ボンヤリと、葉の色が濃く色づいてきた馬刀葉椎の枝を眺めている。「南さん!」と呼ぶと、ふりかえった南の顔に、やわらかな笑みが広がっていく。夕暮れがちかく金色を帯びてきた木漏れ日がさしこみ、その向こうには横浜の海が白銀に輝いていた。
    「へへ、よかった~。やっと二人になれましたね!」
    指をからめ、ならんで腰かけて海を眺めながら、朝日奈はすこし高い南の肩に頭をあずけた。ゆったりとふたりで海を眺めて過ごす南との時間が、せわしない朝日奈の心をなにより落ち着かせてくれる。無理にでも時間を作ってよかった、と朝日奈が満足しながら瞼をふせたところ、「なぁ、コンミスちゃん」と思案げな南の呼びかけがあった。
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    ゆな୨୧*

    TRAINING!三上と桐ケ谷
    !三上カドスト未読あり
    !イベスト、桐ケ谷カドストバレあり
    !先輩と後輩的な感じ。二人ともコンミスのことが好き。
    ガーネット・スター「よぉ」
    菩提樹寮の玄関で三上を呼び止めたのは桐ケ谷であった。先程、木蓮館で別れた以来だった。
    「どうしたんですか」
    「お前、この後予定あったりする?」
     桐ケ谷が立つ傍らには、彼の愛車があった。三上も時々洗車を手伝ったりしている。
    「予定といっても……まあ、練習はしようと思ってましたけど、それくらいです」
     三上は桐ケ谷の方を見て答えた。三上はそんなことを聞いてくる桐ケ谷の意図が読めなかった。
    「そっか。じゃあ、今から付き合えよ。荷物置いて、もう一度ここに集合」
    「え、いきなりなんですか」
    「こいつ走らせようと思って。お前も付き合え。ほらほら、早く」
     桐ケ谷は三上の肩をポンと押して、急いで支度しろと目で訴えた。三上は訳が分からなかったが、こうなった桐ケ谷は自分が何を言っても聞いてくれないような気がして、渋々荷物を部屋へ置きに向かった。幸い、他のメンバーに顔を合わせることなく再度玄関へ戻ることが出来た。何か聞かれたときに、この状況を説明するのはひどく面倒に思った。玄関へ戻ると、桐ケ谷がすでにフルフェイスのヘルメットを被り、スタンバイをしていた。三上に気づくと、来たな、と言って座席の方に視線をずらした。
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