ひとりで楽しむ「カリギュラ2」プレイ日記終わった。11/24
■総評 ○
全体的にストーリーもわかりやすくて、戦闘もイージーにすれば詰まることなく進められる。楽士は想像よりも嫌な人間ではなく、魅力があった。時々、見てる側は何故こんなに怒ってるのかわからないとなる。それも「人間故の気まぐれ」みたいな不安定さなのかなと思いつつ。八つ当たりとか。
最後のオチは賛否分かれそうだけど、個人的には「向き合い方を間違えたまま最低に悪化した」と言う意味では対比としては良かったかなと思った。
キィの人間理解の描写がとても良かったです。人を知って変わっていくキィにプレイヤーも気持ちを動かされた。そして、人ではないキィたちバーチャドールが人でないからこそ出来ることも良かった。
■キャラ ◎
全体的に好きになれる。敵も味方も。
■戦闘 △
ノーマルでも敵が硬い。イージーだと簡単すぎる。戦闘難易度の調整はあまり良くなかった。▲
システム上仕方がないが、時間がかかるためスピードアクションをイメージするとストレスが溜まる。
じっくり考えて最高の一手を打ちたい人には合っている。ストーリー追いながらだとキツい。△
■マップや画面 ◎
マップは宝箱や敵の位置などとてもわかりやすくて良かった◎
戦闘の演出がとても良い◎
■キャラエピソード ○
ライターの違いなのかわからないが、キャラごとの落差が大きい。
こまかな表現とかにも凝っているものはシナリオもセリフも構成も素晴らしかった。反対に始終ピンと来ないものは、勝手に解決らしいことが起きたと言う感覚になった。セリフも刺さらず。辛さもわからず。人によるのかもしれないが。キャラごとに対峙する楽士がいるが、そこも無理矢理なのでは?と思ったりそこまで怒るか?と思うこともあった。それは総評の通り人が故の〜と受け止めたが、キャラエピソードはそうもいかないので、わからないものはわからない終いでした。
■個人的キャラエピソード評価
吟◎
ささら◎
切子▲
鐘太○
小鳩○
劉都○ *最後の最後が刺さると◎
二胡△ 最後が急すぎた
茉莉絵○ 前作やってると変わりそう
■ネタバレ込みの感想
オチは微妙な感情になった。あまりにしょうもない。もう少しどうにかならんか?と思った反面、人らしい過ちだからこそしょうもなくて現実味があるとも思う。家永!が伏線とは思わず恐れ入った。ずっと違和感はあったけども、あんなに大事なことのヒントとは……。
これでもかと伏線をアピールしてくれるので、話はわかりやすい分、意外性はない。驚きのピークはパンドラの後悔。
以下プレイ中メモ
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1章完
ささら→病気で余命わずかの教師?右手親指の指輪とセリフから。周りをちゃん付けするのは、子供に接する在り方かな?
能登→女の子? やたらめったら「男の子は」を使うので、男の子でいたい女の子なのかなと。
マキナ→死んでる描写がないから、再登場しそう。子供みたいだしささらに懐つく描写あったらいいな。現実でも出会って欲しい。
リグレット→誰かの後悔から作られたけど、原型はキィと同じなんじゃないかな……お母さん一緒みたいな。それかお母さんが残した後悔そのものか。
全体の謎
①オブリガードの楽士はどのようにして選ばれているのか
②リグレットは何故あの世界を創ったのか
③現実に気付くか否かの差