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    case669

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    case669

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    気に入らなくて三回書き直したので時間かかってしまったモブ信。多分わりと酷い話なので本当に何でも大丈夫な人だけで

    ##トワヲ
    #モブ信
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    kanamisaniwa

    DONEカリジャミ拙作シリーズ、サルマーとムカクの結婚に関するひと騒動ネタ「私はアジーム家の当主の娘だもの、本当はアジーム家の商売ために有力な他の商家とか取引先と政略結婚しなきゃいけないでしょ?でも私はムカクとじゃなきゃ嫌よ。他の男とは結婚しないわ。かといってアジーム家の使用人にアジームの娘が嫁入りなんて不相応だなんだ言う人がいるのもわかってる。
    だからね、お父様。私、お母様が残してくれた財産だけをもって、"アジーム家のお金を一切使わず"お嫁にいくわ。お母様はご自分の結婚のときの持参金を全部私に残してくださったから、当分困らないし、カリムお兄様が財産運用をしてくれるって言ってくれたわ!手数料は兄妹割引してくれるって。
    それで十分暮らしていけるわ。アジーム家のお金を使わないから叔母様方みたいに盛大な結婚式や披露宴は出来ないし、これから贅沢な生活も出来ないけど、それでも私、ムカクと結婚して幸せになりたいの。だから、お父様お願い!私のお嫁入りを祝福して!」



    一時間後。

    「………出来すぎるくらいに出来た娘で結構なことだと思うが。なぜ"そう"なっている」
    「娘の結婚に大喜びで盛大に結婚式と披露宴をしようと晴れ着やら嫁入り道具やら準備しようとしたところで、当の娘 2948

    case669

    MEMO発掘した四章後の平和なカリジャミどんどんがちゃ。
    「カリム、朝!」
    ばたん。

    「ふぇ……?」
    騒々しさに目を覚ましたカリムが漸く扉を見る頃には既に声の主はおらず、まるでずっと閉じられていたかのように静かな扉がそこにあった。
    ふあと込み上げる欠伸を零しながらのそのそと身を起こす。以前ならば気付かぬうちにカリムの部屋に訪れ、そっと優しく揺り起こしてくれたジャミルはもう居ない。あと五分、なんて甘えれば仕方ないなと溜息一つで待ってくれたジャミルも、今にも眠気に引き摺られそうに船を漕ぐカリムを着せ替え人形のように身を委ねているだけで着替えまでさせてくれるジャミルも、熱々の目覚めのチャイを用意してくれるジャミルも居ない。
    けれどそれが悲しいとは思わなかった。むしろ嫌いだと言いながらもなんだかんだこうして最低限の世話を焼いてくれるジャミルは優しいなあと頬が緩んでしまう。
    本当はもうひと眠りしたい所だが、起こしてくれるジャミルが居なければきっと朝食も食べ損ねるし学校にも遅刻してしまう。以前、確り寝坊した時、慌てて駆け込んだ学校で見かけたジャミルの「ざまあみろ」と言わんばかりの冷え冷えとした笑顔はもう一度見たい気もするが、それよりも 3005

    case669

    MEMOどうせその気もないくせに
    アデレイ
    「君、結婚する気ない?」
    帝国宰相の部屋で、たった今まで肌を重ねていたアーデンが朝食のメニューでも尋ねるような気安さで問う。この男の気紛れでベッドに引きずり込まれ、レイヴスの心を一切無視したこの関係に愛も情も無いが、それでも急過ぎる話題に流石に神経を疑う。
    「……必要性を感じない」
    「そんなこと無いでしょ。将軍になりたいのなら、必要じゃない?後ろ楯」
    言いたいことはわからなくもない。皇帝と貴族が支配するこの国において、属国出身の人間の立場は最底辺にある。本来ならば軍に入っても生涯下級兵士のまま終わる筈のレイヴスが准将の地位にまでのしあがることが出来たのは恐らく、アーデンが何かしらの思惑でもって介入したからであって、レイヴス一人の力では到底なしえなかった。だが逆に言えば、アーデンが望まなければレイヴスは将軍になれない所か今すぐ殺される可能性だってあるのだ。たかだか貴族の後ろ楯くらいでアーデンの気紛れを止める事など出来ない。
    それをわかっていながらこうして問う意味は、きっとただの暇潰しなのだろう。わざと毛を逆撫でしてレイヴスが荒れる姿を楽しむ趣味の悪い遊び。まともに付き合うだけ無駄だ。
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    やなぎ くみこ

    DONE #かなすな_二時間の宴 「信じられない」
    カリジャミの子供、ジェレミーが出てきます(名前は某アニメでアラジンとジーニーをモチーフにしているキャラから拝借しました)
    ナチュラルに男体妊娠させてます
    信じられない アジーム家の当主、カリム•アルアジームの嫡男であるジェレミー•アルアジームに、母親はいない。


    「またジェレミー様が消えた!」
    「探せ探せ! きっと宝物庫にいるはずだ!」
     ジェレミーにとって家はダンジョンとほぼ同義だ。入り組んだ廊下、宝物の数々。そして執事や使用人はモンスターで、間違って鉢合ってしまえばその場で戦闘だ。大体彼らの方が達者で見つかれば即勉強部屋に戻されてしまったり、安全な場所に連れて行かれてしまうのでジェレミーは極力見つからないように息を潜め、足音を立てぬよう細心の注意を払って屋敷中を駆け巡る。
     奴らは目敏いが隠れることに関しては自分の方が上だと自負しているジェレミーは、今日も人の気配を察してサッと身を隠す。自分を探しているであろう相手が数歩右往左往する足音がジェレミーの耳を喜ばせた。暗闇の中で小さくなったまま「クププ」とほくそ笑み、そろそろ違う場所に移動しようかと脚を伸ばしたとき、被っていた壺がスポッとどこかへ行ってしまった。
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