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    をもり

    @wmr_aien
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    をもり

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    続き思い付かなくなってしまった

    ##百鬼

    木場、榎木津、降旗


    所用があり、木場は榎木津の探偵事務所を訪れていた。
    木場が用件を伝え終わると榎木津は勢い良く立ち上がり言った。
    「木場修!僕はお酒が飲みたい!!」
    「礼二郎、お前には話の脈絡ってモンが無いのか」
    木場は急に立ち上がった榎木津をちらと見て溜め息を吐いた。
    「駄目ですよぅ、そんなもの榎木津さんに求めたって」
    そう言ってケケケと笑い声を立てているのは益田だ。
    「良いなぁ。僕もお酒、飲みたいですねぇ」
    「五月蝿いぞ、バカオロカ。お前は事務所でお留守番だッ!」
    榎木津は益田をびしっと指差し、腰に手を当てわははと大胆に笑った。
    居残り宣告を受けた益田は、まぁ分かってましたけどね、と眉をハの字にしている。
    「飲みって言ったってなぁ。俺は洒落た店なんて知らねえぞ」
    木場は顎をさすりながら言った。
    榎木津は目を細め木場の頭上辺りを見ている。するとパッと目を見開き意気揚々と言った。
    「そこはどこだッ?そこが良い!良い所じゃないか!」
    目が爛々としているとはこういう表情を言うのだろう。
    「そこそこ言われたって分からねえよ」
    「むう……」
    再び目を細め木場の頭上を暫く見つめ言った。
    「よし、分かったぞッ!木場修着いてこい!」



    降旗は飲み屋で独り酒を煽っていた。
    庶民的な雰囲気のおでんが絶品の飲み屋だ。
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