年下のお客様
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うら若い青年に声をかけられた。
彼がおどおどと呟いたのは合言葉。裏メニューの注文だった。
聞けば、常連から紹介してもらったらしい。
自分よりも若い客は珍しい。
リピートは望みにくいが、小遣い稼ぎくらいにはなりそうだ。
「2時間後、ここに来てください」
わざとらしく吐息がかった声で耳打ちすると、彼は顔を真っ赤にして頷いた。
まったく、初心なことだ。

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