何故か一人の審神者、具合が悪くなって倒れそうになったところを他本丸の豊前に助けられる
そのままわらわらと集まってきた江の顔面偏差値にとどめを刺され気を失う
目が覚めると目の前に豊前の顔
政府の医務室に運び込んでくれたらしく、しかも目が覚めるまでそばにいてくれたらしい
感謝とともに何故か握手を求める審神者に笑顔で応える豊前
その手を握って、うちの豊前とはまた違った手ですね、というと、うちは桑名の影響で農業に力いれてるから、カンストしてからこっち刀より農具握ってるほうが多いと笑いながら豊前は言う
そっちの俺はどんな手なんだと聞かれて審神者は料理人の手ですと応える
この審神者の本丸の江はカンストしてからの時間の使い方として調理師免許を取得し本丸の一角にカフェを開いてそこで思い思いの料理やデザートを提供していると話すと知らん間に同じ部屋におった桑名が食いついてくる(ここは夢クオリティ)
自分たちで作った野菜を自分たちで調理してるってこと?って聞かれてそうですよ、って答えると大興奮
審神者with江のもの(知らん間に全員揃ってた)で盛り上がってると、雲さんがぽつり
「なんか、たまにこれでいいのかなって思ってたけど」
「あっいや皆で野菜育てたりどうやったらうまく育つか考えるのも楽しいけど!」
「俺たち刀なのに、ってたまに思っちゃって」
「でも多分これも間違いじゃないんだよね。俺たちの前に無数に広がってる選択肢のうちの一つなんだって、あんたの話を聞いて思ったよ。決めつけてたのは俺だったな」
って照れくさそうに笑う雲さん、
雲さんの隣で美しく(重要)微笑む松井と雲さんの肩を豊前が組んで、例のセリフ
「みんなさ、やりてえことやりゃあいいんだよ!俺は協力するぜ!」
(今気づいたけど夢の中で何故か篭手切がおらんかった)
部屋の外が騒がしくなり、扉の近くにいた稲さんが確認すると審神者の刀剣男士が迎えに来てくれていた
お礼を言って江ズと別れる審神者
帰ってきてすぐ布団で寝なさいねと言われるけどその前にと江のカフェに足を運ぶ
カフェの厨房を覗くと豊前と松井がハンバーグの試作中
気づいた豊前に入ってこいよ!と言われて
いや外から帰ってきたばかりだから、と断わりつつ、こう厨房とカフェの間のカウンターみたいなところあるやん?
あれを挟んで会話する
この間一文字が豆腐作ってただろ?
あれ使って豆腐ハンバーグ作れねえかって則宗さんに頼まれてさ、どうせなら和風にしたいよねと楽しそうに話す豊前と松井を見つめる審神者
どうした?と顔を覗きこんでくる豊前と松井に今楽しい?と聞く
一瞬顔を見合わせたあと、ああ楽しいぜ!
最初は僕に料理なんてできるのかと思ったけれど、今は僕が作った物で皆の血行がよくなったり、主の健康を作れるのは悪くないと思っているよ、と笑う二人を見て胸がほわほわしてきた審神者
二人をそっと引き寄せて、これからも好きなこと沢山してね、と囁いて顔を放すと、ぽかんとしている二人の顔が目に入って、
いやほら、せっかく人の身を得たんだから、みんなやりたいことやったらいいよねと
あははーと照れ笑いながらいう審神者
そんな審神者に対して待ってなんで今そんなことしてくるのかな僕今手がひき肉塗れるなんだけれど???
ちょっとまて手洗ってくっから!!そのままそこにいろよ!!!という二人が駆け出す前に雨さんと雲さんが入り口に現れる
どうしたのー?と言う雲さんに、
ねえちょっと聞きたいんだけどさ、と審神者が近寄ろうとすると、
雨!雲!!やべえのがそっち行ったぞ!!
とりあえずふたりともその両手に抱えてる大根はそのへんのテーブルに置いたほうがいいよ!!
と豊前と松井が叫ぶ
手を洗いに走る豊前と松井、二人を見て疑問符を浮かべる雨さん雲さんを見て笑いながら、
審神者は二人に近づいて質問を投げかけた。
ねえ、ふたりとも、今ってーー
おわり