#まいにちアピレヴ④【重いわ!】
「ご主人は俺を大事だと思ってるんですか!?どうなんです!?」
「急になんだお前は…」
「だってご主人俺と再会する時「お前は!?」みたいな反応しないじゃないですかー!😭」
「うちがそんな反応するって記憶してるのかこの頭は〜(グリグリグリグリ」
「イテテテご主人痛い!!ほんとにもう会えないと思ってたから今回こそは聞きたいこと全部聞きたいんですもん!!」
「大事じゃなかったらお前ら探しに来ないだろ?」
「ごしゅじいぃん…!!🥺もう離しませんからね!!!」
「はいはい(アピスの図体がでかくてたまたま見つけたんだけどな)」
【成長】
「こうやって2人で寝転がる時が来るなんて不思議ですね」
「昔はもっと星が綺麗に見えてたんだけどなー」
「時代ですねー、まぁ昔の記憶はあんまり定かじゃないんですけど💦」
「あ!そういえばこんな星が見える日にお前が腕枕してくれたの覚えてるか?あの時はやっと通じたか!って思ったのになー」
「え!?あ〜、う〜〜ん………」
「覚えてないんならそう言え、それでもいいんだよ。無意識でもうちを気遣ってくれてたんならその時なんかが芽生え始めてたってことだろ?」
「腕枕…します?」
「おう!」
「うちの思った通りお前はできるやつになったな」
「ご主人には敵いませんね」
【メガネその2】
「俺のメガネ知りません?ってご主人…?」
「おう、借りてたぞアピス」
「借りて何してたんです?ご主人」
「これかけたらうちも知的に見えるだろ?(キリッ」
「なんか小悪党っぽいっす」
「あぁん!?💢」
「きゃー!ご主人恐いー♡📷✨」
「手慣れてんな…」
「阿吽の呼吸だな(モグモグ」
「いやそれは違うでしょ」
【台所の大精霊】
「ふぁ〜ムニャムニャ……」
「ご主人おはようございま〜す!!!」
「朝からテンションたけーよアピスー…」
「大精霊は朝に強い、なんつって!それを言うなら大精霊の朝は早いだっつの、まっどっちもなんだけどね!!ぎゃはは⤴︎」
「今日の朝ごはんは〜?」
「今日はフレンチトーストにチャレンジしてみたんですよ〜熱いうちに、召し上がれ😉(キリッ」
「ん^〜甘くて美味いなー!!お前台所の大精霊でもいけるんじゃねーか?」
「そこまで褒められると照れちゃいますよ〜♡次は何作ろーっと!!」
「(これでまた新しい料理が食えるな)」
【1週間前】
「う〜ん!こうだったか?いや〜どんな感じだっけ」
「センセイ何をして…?」
「これね、盆踊りの練習!ほら、月終わりにお祭りあるでしょ?ご主人も奉られてるお祭り!」
「三大精霊爆発祭りですね、ここの手は上にあげて、ってセンセイどうされました?」
「……いや、なんでもない。ここの手がどうなんだっけ?こーしちゃう??違うか!ぎゃはは!」
「そういえばセンセイ見てください。じゃ、じゃじゃーん!センセイの浴衣をアオイの島で特注してもらったんです。ここにジャーキーホルダーもつけることができるんですよ」
「すんご!!!これをイズネが!?」
「シローさんには着物の生地を、クロカさんにはベルトや装飾を選んでもらったんです。」
「泣けちゃうじゃないの〜!!弟子3人からのプレゼントなんて粋だね〜!!」
……
………
「……2人は今ハルモニアか」
「何事もなければいいんですが…」
「あの二人なら大丈夫だ、飛行島のあいつらも付いているからな。」
「時にイズネ、俺の服のサイズ教えたことあったっけ??」
「それは……センセイ、飛行島が見えます!2人とも帰ってきたみたいです。私迎えに行ってきます!」
「イズネちょっと待って結局どうやって知ったの?ぎゃははは!!」
【アピス】
うるさい、か…思えばご主人には正反対のことを昔はよく叱られていたものだな
ご主人に叱られるのもそれに対しての会話ができるのも夢みたいな話だ
もちろん俺は今とても幸せだ、嘘偽りなく…な
師匠とはよく言ったもんだ情けない。あなたのこととなるとほんとーーにどうしようもなってしまうんだから
仕方の無いことなんだ、終わったことなんだ。…でも祈らずにはいられないのさ。俺にとってたった一人しかいないんだから
「なーんてね!ぎゃはは!」
【レヴ】
うちはとんでもない教育?をしてしまったかもしれんな…
まさかあのアピスがうちをクタクタにするまで喋るんだもんな…あー!調子が狂う!!
でも、こんな感じも悪くない。オーバーリアクションなところもたまによく分からんことを言うところも…って誰に似たんだお前…?
周りにいっぱい仲間がいてお前が頼られるやつになったってことはやっぱりうちは間違ってなかった。おまえに託して良かったよアピス
今のお前ならうちがいなくても大丈夫だ!
胸を張ってうちを諦めろ!
【銭湯①】
「ごーしゅじん!」
「やだ」
「ガーン!俺まだ何も言ってないっす…」
「お前がニコニコしてる時はなにか怪しいからなー」
「浴場の工事が今日からなんで銭湯に誘おうと思っただけですよー👉👈」
「なるほどなー、じゃあ行くか!戦闘に!!」
「ご主人そのボケかなり古いです…」
【銭湯②】
「ご主人、ロッカーの鍵無くさないようにしてくださいね、あとご主人の肌に合う洗顔はこっちの袋に、洗濯物はこの袋、コーヒー牛乳は一本までですよ!お腹下しちゃいますからね!約束ですよ!、待ち合わせ場所はベンチのとこで……アレガコレデアテルラナデ………」
「だぁーー!!恥ずかしいしなげーーよ、そんくらい分かっとるわ!!」
「ごしゅじん」
「まだなんかあるのか!?!?」
「公共の場なので声のボリューム、もうちょっと落とさないと😉」
「ピキ」
【銭湯③】
「いやぁ沁みますねぇごしゅじぃ〜ん」
「壁越しに話しかけてくるなーー(大声)」
「(あいつどついてもすぐにケロッとしやがって…無駄に頑丈だな((ブクブク……)」
……
「(さっきどつかれたとこすんごい滲みる!!俺じゃなきゃ一日動けなくなるなありゃ)」
「イテテ…さすが俺のご主人((ブクブクブク……」
【銭湯④】
「ん〜〜♪いい湯だったー!」
「ってアピスはまだ来てないのか、いつも風呂で歌いながら長風呂してるしな…((声でかくて外まで丸聞こえなんだよ」
「アピスのしっぽ、今も水弾くのかな((ボソ」
「ご主人、ひとりで何言ってるんです?」
「わ"!!驚かすなよ!!」
「俺手振りながらこっちまで来てましたけど…」
「ていうかお前髪型セットしてないと別人みたいになるな…いや、既にうちからしたら別人みたいなもんだけど」
「ご主人はどっちの俺がイケてると思いますか〜✨」
「どっちでもいいんじゃねーの〜?」
「真面目に選んでくださいよ〜!それとも、しっぽの方が気になりますか?」
「バッ、聞こえてたのかよバカーーー!!!」
「なんでそんな怒るのーーー!?!?ぎゃははは!!!」
【ハロウィーン】
「Trick or Treat!」
「お前こういうイベント事すきなー」
「ご主人もどんどん新しい文化に触れてくださいな!おれも飛びっきりの仮装してきたのに!もうちょっと反応してくださいよ〜ご主人のいけず!」
「その仮装エヌマだろ…なんでそこチョイスすんだ…?」
「ご主人なら突っ込んでくれるかな〜って思って!これ凝ったんですよーここの羽とか!こ〜〜んな風に動いちゃってほら〜ってごしゅじぃーーーーーん!?!?」
「うちはこれから大量のお菓子を集めに行く、来るか?アピス」
「もちろん!」
「来るならそのエヌマはやめろよなーおいてくぞー」
「あぁん!待ってご主人!これ結構繊細で脱ぐの大h……破けちゃった!破けちゃいましたごしゅじぃいいーーーーん!!!!置いてかないでーー😭」
【天然なのか?】
「……で!おれもキャトラの影響でカニカマにハマっちゃって!これがもうお酒に合うわで止まんないんですよ!」
「ほんとによく喋るなお前は!」
「えへへ…ご主人の前だと舞い上がっちゃって…」
「うちは喋れるようになれとは言ったがうるさくなれとは言ってないぞ(限度があるだろ限度が」
「スミマセン😞」
「まぁそういうアホっぽいところも知れてうちは楽しいけどな((ボソッ…」
「ご主人…?今なんて……??」
「アピスは喋るとアホだな〜って!」
「ご主人……おれ黙ってれば頭良さそうってことですよね!?ほんとに見えるー?ご主人が言うなら間違いないかーギャハハハ!!」
「ダメだこりゃ」
【🎃次の日】
「そんであんな落ち込んでるの!?」
「あのエヌマの仮装相当時間かけて作ったみたいで昔みたいに黙っちまったんだよ、なんか元に戻す方法とか知らない?」
「あんたアピスの主人なんだからそういうのはお手の物だったりしないの?」
「喋れるようになってからのあいつはあんまり詳しくないんだよ」
「じゃあこんなのどうよ!ゴニョゴニョ…」
「えーやだよ」
「あんたも原因の一端なんでしょ!主人らしいことしなさんな」
……
………
「アピス…その、うちも急かしすぎたっつーかなんというか…ごめんな。うちも治すの手伝うから…喋りながらでも」
「……」
「……ごしゅじぃぃぃいいいいん😭😭」
「だああああうるせー!抱きつくな離れろー!」
「作戦成功ね」
【長いお話】
「でっかくて綺麗だなー」
「花火もでっかいですけどおれもドシッとでっかくなったんですよ!」
「おまえ元々でかかったじゃん」
「あ〜ご主人そういうことじゃなくて大精霊的な意味でです」
「わけのわからんことを…」
「これがまた話すと長くなっちゃうんですよ…」
「話せよ」
「え?」
「うちはこれまでお前が何を見て聞いてどう感じたかお前の口から聞きたい」
「…………え〜??ほんとですか〜?どこから話しちゃおうかなー!オホンあれは90年前の話ー」
「なげーーーーよ、そういう意味じゃねーー!!」
【甘え】
「今日はやけに静かだな」
「そりゃ俺だって年中騒がしいわけじゃないですから―って俺いつも騒がしい?騒がしいか!ギャハハハ」
「……なんというか、今までの反動って言ったらこりゃまた変ですけど会話のキャッチボールって飽きないもんで、同じ質問を全く同じ声、言葉、表情で返してくることってないでしょ?口ではあー言っても心のうちではこー思ってたりで、人間一生勉強だな〜って俺精霊なんですけどね。あれ、喋りすぎちゃいました?」
「いんや、アピスお前案外様になってきたんじゃないか?」
「貫禄とか出てきてます〜?やっぱりご主人にはこの成長度合いが分かっちゃいますか〜!もっと褒めてくれちゃっていいんですよ〜?」
「調子に乗るな、うちに甘えてる限りはまだまだだかんな〜」
「ご主人は手厳しいですね〜しばらくは大精霊名前も返上しちゃいますかね??」
「甘える気満々じゃねぇか」
【師匠の秘密】
「師匠はなんでそんな鍛えてんの?」
「あー、俺も気になるかも」
「また急だね〜2人とももうちょっときっかけとかタイミングとかあるでしょうに」
「いやー気になった時に聞けばいいんじゃないですかね」
「俺昔にプロレスやってたのか?って聞いた時はぐらかされちゃったし」
「これはね…」
「お前たち2人同時に抱きしめるためだーー!!」
「師匠苦しいーー!、」
「こういう時はしっぽだシローよ!」
「ちょっとちょっとしっぽに何するつもりよ〜!、」
「(実はご主人好みのナイスボディになるため!なんて言えないな〜)」
「ご主人の好み知らないけど」
「師匠なんか言いました?」
「黄色のしっぽをそれ!」
「あっ黄色はだめ_________」
【腕に乗せたらなんとか…】
「ごしゅじぃーーーん!!できました!できましたよ〜!!」
「そんなでかい声出さなくても聞こえてるよ!何ができたんだよ…」
「マフラーですマフラー!この時期だとこの辺結構冷えるでしょ〜?」
「やけに長くないか?……ゲッおまえまさか…」
「そのまさかですよ〜!!一緒に巻きましょごーしゅじん♪」
「い や だ!」
「物は試しですよごしゅじーんシュルッ…………」
「_____。」
「……身長、もう伸びないんですかね」
「やかましいわ!!」
【ふたりいっしょ】
「おまえさー、布団寝てるうちに蹴飛ばすのやめてくんない?朝起きたら布団かかってないんだけど…」
「癖なもんですみません💦明日から気をつけます!」
「おふたりとも一緒に寝始めたんですね、てっきりレヴさんが嫌がると思ったんですが…」
「こいつ結構暖かいから冷えないんだよ。昔から覆いかぶさって寝てくれるから助かってる」
「え、俺湯たんぽ代わりだったんですか!?傷ついちゃう…」
「あと寝顔が面白い」
「どう面白いんすか🤣」
「(サラッと言ったけどどういう体勢で寝てるんだろうか…)」
「お前まさかうちのこと湯たんぽだと思って覆いかぶさってたとかはないよな」
「…そんな、まさか〜!あぁ…なんだか二度寝したい気分に…💤」
「起きろーー!!!」
【ペット扱いNG】
「〜♪」
「こんにちは、とても上機嫌ですねレヴさん」
「うちはアピスの好きなところを見つけてしまったかもしれない…!」
「センセイの…好きなところ…??是非お聞きしたいです!」
「あいつうちから喋りかけるとしっぽブンブンするんだよー!愛らしくないか??」
「それは多分センセイには言わない方が良いかと…」
【𝖧𝖺𝗉𝗉𝗒 𝖭𝖾𝗐 𝖸𝖾𝖺𝗋】
「いや〜年越しちゃいましたね〜ご主人!あけおめです!なんかご主人に言えるのは新鮮ですね〜!もういっちょことよろ!ぎゃははは!!」
「いつもより盛り上がってたなー」
「なんか反応薄くありません…?」
「あのなぁ、うちの中ではいつもの祭り事と変わんないしそんなに反応を求めるなよな」
「……新春といったらお雑煮おせちに鏡餅!!他にも行事が目白押しでそりゃもうとんでもなくめでたい日なんですよ!朝になったら晴れ着に身を包んで一緒に初詣に……ってどこ行くんですかごしゅじぃ〜〜ん!!」
「新年早々寝坊するつもりか?アピス」
「え、あ!寝ます今すぐに!😪💤」
「その場で寝るやつがあるか………」
「今年もよろしくな、アピス」
【うちにとってはまだまだ子供】
「ざぶび~……」
「ハァ-…ハァ-…」
「何やってんだ?アピス」
「寒い時って白い息が出るじゃないですか、なんかおもしろくないっすか?」
「おまえなーんかたまに可愛いこと言うよな」
「え〜?俺可愛いですか〜?照れるな〜どの辺がどんな風に可愛いですか?ねーごしゅじぃぃん!」
「言うんじゃなかったわほんと」
【うちにとってはまだまだ子供②】
「じー」
「……どうしたんですご主人…そんなにまじまじ見て、照れるじゃないですか…」
「なーんかおまえがメガネかけて真面目そうにしてるとこ見てたら大人に見えてくるなーって」
「俺もう大人ですよ??おじいちゃん突き抜けてますって!おおじいちゃん…いや、大仙人?大精霊のおじいちゃんってなんて言うんだ??」
「やっぱり喋れるようになってもお前は思いどうりにいかないやつだな」
「え!?どこがですか!?」
「見てて飽きないところとか?」
「そんなに見つめられると照れます……////」
「ピキッ」
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↓漫画にしようとしたけど描く力がカスで諦めたネタです…供養……
【晴れ】
「師匠っていつも遠くを見てる感じするよなー」
「シローよ、それは大精霊だから色んなことを達観して見てるからじゃないか?」
「う〜んなんかそれとは違うんだよなぁー、なんつーかいつも別のこと考えてるっていうか___。」
「なーにコソコソしてんの2人とも〜!おしゃべりなら師匠も混ぜなさい!!!」
「ゲッ、噂をすれば師匠…って浴衣じゃないすか、師匠浴衣とか持ってたっけ?」
「ふふーん、イズネにプレゼントしてもらったの!どう?似合ってる??」
「なんかちゃんと似合っててうざいな…」
「ガーン!うざいってなによ〜俺に惚れちゃダメだかんね♡」
「シローって浴衣持ってたっけ?」
「ペルマナが作ろうってうるさかったけどどれも柄が子供っぽかったから保留にしたきりなんだよな〜」
「って俺無視ー!?落ち込んじゃう…」
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「うちが言わなくても、わかってんだろ?」
「___嬉しかったんです。」
俺があなたに固執していることは自分自身で一番理解しているつもりだった。
長い時間存在していた俺にとって短い時間なはずなのにあまりにも多くのを感情をくれたあなた。
"今の俺"にあなたを失う覚悟はない。それほどまでにあなたのことが____。
俺はあなたに対してのこの感情が何なのかをまだ知らない
「うちにすがるな!あいつらをちゃんと見ろ!」
呆気にとられていた。
再会できた時から俺はきっとあなたばかり目に写っていたのだろう。
狭まっていた視界が開く。
「…いやぁ、ご主人の説教は心に沁みます。」
後悔が無いわけじゃない。
ただ、"あなたの"従者として恥じないように、大精霊として皆に恥じないように振る舞うことが今の俺にできる精一杯だ。
______________
__________
______
「師匠変わったよな〜」
「具体的にどこが変わったんだ?」
「なんていうか目が合うっていうか、いや目は前から合うんだけど…」
「あー、あの日以来なんかスッキリした顔してるっつーかなんか言いたいことは分かるかも」
「なにコソコソしてんの2人とも〜!恋バナ?もしかして恋バナ!?」
「あんま変わってなくね?」
「そうだな」