神条レオナ神条 レオナ(かみじょう れおな)
一人称:おれ
二人称:きみ
芸術一家の末っ子(ピアニストの姉と修復家の兄がいる)。背が高くてベビーフェイスで画家という二次元のバグみたいな属性の男。フランスに留学経験アリ。
普段は雑誌や本の表紙、小さいイラストの依頼などで生計を立てている。
個人的な作品では抽象画がメインだと思われているが、本当は風景画や人物画の方が得意。
本人曰く「描きたいモチーフがないからぁ、その時思い付いたのを、ばぁ~って描いてるだけぇ~」(=結果的に抽象画っぽくなっている)
惚れっぽい(相手から好意を持たれると自分もその気になっちゃう)性質と本人のふにゃふにゃした態度が相まって、よく「ヒモっぽい」と言われる。
だが、本当はバリバリ尽くす方で恋人のためなら仕事もプライベートも頑張っちゃうぞ☆なタイプ。
…で、頑張った結果「思ってたのと違う」「私が養いたかった」「愛が重い」などと言われてフラれるのがお決まりのパターン。
本人の性指向はノーマル(今までお付き合いしたのも全員異性)。
結婚を考えた女性がいたが、交際1年記念を前にこっぴどくフラれてしまい─………
***
2022年4月頃を機にイラストなどの仕事を一切辞め、創作活動に専念する。画風も一気に変わり、人物画ばかりを描くようになった。
その絵は人物画でありながらどこか幻想的で、多くの絵画ファンやコレクターの心を惹きつけている。
モデルの人物はすべて同一であり、その左手の薬指には青い指輪がはめられているため「作者のパートナー説」がまことしやかに流れている。
絵にはすべて「Leona Aurora」のサインが入れられ、キャンパスの裏側に「我が北極星に捧ぐ」と刻まれている。
また、茶色かった髪と瞳は、赤みがかったピンク色と紫目に変わっている。わりと目立つ色なのだが本人は全く隠す気がなく、周りも「イメチェンかな~」と思って気にしてない。
どうでもいい設定
名前の由来はレオナルド・ダ・ヴィンチとレオナール藤田から。
ある事件を機に、異常な回復力を手に入れた(フレーバー程度)。
ーーーー以下、あまり活かされない裏設定ーーーー
誕生日:7月29日(獅子座)
血液型:AB
父(彫刻家)、母(ヴァイオリニスト)の間に生まれた3人兄弟の末っ子。
姉と兄とは年が離れている(姉→12歳差、兄→10歳差)ため、皆から甘やかされて育った。
両親は姉と兄に対して英才教育を施していたが、レオナのことは自由に育てた(手に余ったとも言う)。
姉と兄が忙しくてレオナに構えない間、一人でのほほんとお絵描きをして過ごしていた。そのうちに絵が大好きになり、小学生の時に全国コンクールで最優秀賞を取ったことをキッカケに絵にのめり込むようになる。
中学・高校とも芸術科がある学校を選ぶ。
ストレートで美大に入り、油絵を専攻。本人は風景画や静物画など「現実にあるものの美しさを描く」という行程が好きだったのだが、色々描くうちに描きたいものがなくなってしまった。
「描きたいものがない」という人生初のスランプに落ち込み、1年留年。
留年している間、フランスへ短期留学して刺激を受けようとするも、うまくいかず帰国(当初のキー・コネクション『青い石の嵌まったアンティークの指輪』はこの時手に入れた。恋人に渡すと相手が幸せになると言う代物)。
学費援助をしてくれている姉と兄に申し訳なくなり、卒制の土壇場で抽象画に転向。すると思いのほか周囲の評価がよく、そのままズルズルと抽象画を描き続ける。
卒業後は、父方の祖父(陶芸家)が使っていた工房を譲り受け、自分のアトリエ兼住居にして独立。工房は山の中にあるため、レオナが独立するときは彼を溺愛していた姉と兄は盛大に駄々を捏ねた。
仲の良い同級生たちと合同展覧会を何度か開くうちに、やわらかい画風が受け、絵本の挿し絵や幼児向けのイラスト等の依頼が舞い込むようになり、仕事に繋がった。
2022年4月、当時付き合っていた彼女に「死ね!」と言われて振られたことで、自殺しようとする。
しかし、とある事件(シナリオ「白々明けに我が牙と舞え」)を経験したことで一転。画壇に復帰。
昼夜逆転の生活を送りながら幻想的な人物画を描き、多くの人々から評価を受ける。が、本人は周囲からの評価にあまり頓着しておらず、「一番大好きな人」に観てもらえることだけを夢見ている。
画壇復帰後、個展のオファーが数多く舞い込んだが、彼は全てのオファーにある条件を提示。
それは「夜に画廊を開くこと」。
この条件のせいで涙を飲んだ画商は多い。
条件を受け入れた画廊関係者は「レオナ本人が昼夜逆転の生活をしているからだろう」とあまり気に留めていないが、彼の個展には"少し不思議なお客さん"が多いと一部で噂になっている。
☆☆☆関係のある探索者☆☆☆
王 劉仁(ワン リュウジン)
中華街に拠点を持つマフィア。
レオナの作品のファンで、レオナが作品を出展している絵画展などによく顔を出している。
個展のときは作品も買っていくので、レオナにとっては「よく見るお客さん」くらいの印象。マフィアであることには気付いてない。
ヴィア(「白々明けに我が牙と舞え」VPC ※よその子)
レオナにとって一番大事で大好きな人…と言うか、吸血鬼。
レオナを"事件"に巻き込んだ張本人で、吸血鬼界では知らない者はいない有名人。
紫の瞳に銀の髪、透けるような白い肌が美しく、その姿にレオナが一目惚れした(※レオナが自分から恋をしたのはヴィアが初めて)。
女性的な口調で話すが性別は男性。
夜に生きる彼に影響されてレオナは昼夜逆転の生活をし、画商たちに「夜に画廊を開く」という条件を出している。
彼にもう一度会える日を想いながら、レオナは筆をとり続けている。