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    林(ハヤシ)

    @hayash1hayash1

    エッチなのはこっちに投げようかなと思ったりしてます

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    林(ハヤシ)

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    Δドラロナ!Δド隊長が好き過ぎるΔロ君の話!!!
    タイトルと本文あんま関係ない!!!!!!!!!!!!!!!!

    #Δドラロナ

    これは私の命をかけた戦いである侵攻してきた吸血鬼の1人に一目惚れした私は、ヒゲヒゲがドン引きする程なりふり構わず口説くことにした。
    まずは手元に引き寄せ、次に手の届く場所を彼の居場所と定め、衣食住を与えた。この場に縛るための方便と、彼が欲する「死んで蘇る」なんて物騒な願望を忘れさせるような娯楽、そして任務の達成を褒めることでの畏怖!スーパーパーフェクトな私による外堀の埋め立てに加え、スーパーキュートな私の献身で、しばらくするとロナルド君が「ドラ公好き好き♡」なんてオーラを出していた。流石私!!
    …なのにいっっっくら愛を告げても恋人になることを断られ、それでは伴侶に!と思い指輪を差し出したけれども断られ…思い通りにならない現実に胃と頭を痛めつつ、愛しの吸血鬼を口説いて口説いて口説いて…もうこれは体から行くしかないなんて、ジェントル違反を実行する寸前で彼から「恋人♡」の地位をゲットした。
    …………そんな長い道のりを経て辿り着いた恋人♡からの告白に、私の頭の中は真っ白になる。

    「俺、死んじゃうかも…」
    「…え?」
    「俺ドラ公のこと好きで、大好きで…ドラ公の姿見れただけですげえ幸せで、ドラ公が笑ってると俺もスキップしたくなるくらい嬉しくなって、ドラ公の体温が分かるくらい近くに居ると体熱くなってきて……本当はお前に好きって言われた時にすぐ頷きたかったけど…こんなに好きなのにもっと好きになったらどうしようって思ったら応えられなくて……」
    「そうだったんだね…」
    「でも…もしお前が俺以外の誰かのこと好きになったらって…そう思ったら怖くなって…だからこい、恋人になるって言ったけど…もう駄目かもしれねえ…ドラ公に触られそうになっただけで体が勝手に逃げるしドラ公と目が合っただけで顔真っ赤になるし……も、もし手とかつないだりキスとか…!!そ、そういうこと考えたら俺…俺っ…!!!!」
    「だから最近常に私と5mくらい距離置いてたのか…」
    「おう…ごめん………きらいに、なったか…?」
    「なってないよ!!!私と一緒にいても大丈夫になるようにちょっとずつ頑張ろうか!!!!!」
    「で、でも俺これ以上ドラ公と一緒にいると駄目になりそうで…」
    「私に考えがある」




    吸血鬼対策課ドラルク隊のフォンナは先日の討伐の報告書と一緒に1冊のノートを上司へ渡す。そのノートには大きな文字で「♡♥交換日記♥♡」と書かれていた。

    「ロナルドさんから預かってきましたよ~」
    「ありがとう…」
    「……すれ違いの多い夫婦みたいでいいと思いm「夫婦!?!?」…はい」
    「そうかそうか夫婦に見えるかね!?」
    「見えるとは言ってn「まあね?ゆくゆくは…と思っていたけどもそうかそうか夫婦!夫婦!!ふ!う!ふ!!!」……はぁ…」


    交換日記○日目
    ドラ公へ、今日はドラ公とちょっと話せて嬉しかった!
    返事するときどもったの少し恥ずかしかったけど、それでも3往復は話しできてよかった!
    色んな所に行くときいつもドラ公と一緒ならどんな感じかなって思ってる。
    昨日の日記にどんな料理が好きかって質問あったけど、やっぱり俺ドラ公が作ってくれた飯全部好きだな…
    だから全部好き!1番好きなのはドラ公!!!!!!!!!

    交換日記△日目
    ロナルド君へ、最近出かけられていないけど昔行った所や好きだった景色を君と一緒に観たいと思ってるよ、お揃いだね。
    私の料理を喜んでくれてすごく嬉しい。
    明日はお休みだし、一緒に食材を買いに行かないかい?
    君が好きな私の手料理を沢山沢山食べてほしいんだ。

    まだダメそうなら無理しなくていいからね。
    私たちは私たちの進み方があるのだから、ゆっくり行こうじゃないか。

    交換日記△日目
    ドラ公へ、一緒に行く!荷物持ちは任せろ!!!!!!

    ~そして次の日~

    「いやあ買った買った…よし、ご飯の準備するよ!」
    「おう!」
    「ヌー!」
    「本当に色々持ってくれてありがとうねロナルド君」
    「えっ、いやっ!あっ嫌じゃなくて…!そんなことねえぜ!!!力仕事は任せろ!!!!」
    「ふふっ、じゃあ南瓜を一口大に切るのとジャガイモのマッシュを手伝ってほしいな」
    「おう!!」
    「その前に手を洗ってうがいもしようか」
    「はーい!/ヌーイ!」

    「なーこのジャガイモ何にするんだ?」
    「コロッケだよ、南瓜も半分くらいはコロッケ」
    「コロッケ!」
    「ドラルク様のコロッケ大好きだヌ♡」
    「ありがとうジョン!カレーコロッケも作っちゃおっか」
    「カレー!!」

    「ねえロナルド君、キンピラは牛蒡と蓮根どっちが好き?」
    「えっ!?………どっちも」
    「ジョンは?」
    「どっちもだーい好きヌ!」
    「じゃあどっちも作っちゃおっか」

    「………ご飯8合炊けば大丈夫だよね…?」

    「………うっまぁ」
    「よかった、美味しく食べてもらえて嬉しいな」
    「ドラ公の味噌汁すっげえ好き…毎日ドラ公の味噌汁がいい……」
    「…い、今は」
    「ん?」
    「今は流石に忙しすぎるから毎日は難しいけど…でもいつかは君に毎日お味噌汁作らせてほしい!!」
    「えっ!?…あっ俺いまプロポーズ……!!!!」
    「…その、どうだろう?」
    「あっ…う、嬉しい…でも、その…でもまだキスとかは早いと思うのにもう結婚の話とか…」
    「ハグもキスもしたいけど、それより私は君の隣りにいてもいいんだって証がほしい」
    「ぅ…あ……俺で、いいのか?」
    「君がいいんだ」
    「俺も…俺もドラ公がいい…」
    「うん…うん!ありがとうロナルド君……毎日のお味噌汁はちょっと無理だけどさ、明日の朝のお味噌汁は大丈夫だよ?」
    「そ、それって…」
    「お泊まりしない?」
    「えっちなこと、する?」
    「君と、ジョンと一緒にテレビゲームをしたいなって」
    「俺もゲームしたい!」
    「じゃあ徹夜で遊び倒そっか!」
    「おう!!!!」
    「遊ぶためにお腹膨らませないとね、ご飯のおかわりは?」
    「いる!大盛り!」
    「ヌンも大盛り!」
    「ジョンは小盛」
    「ニュン♡」
    「もーーーーっ!!特別ね!!!」
    「ドラルク様大好きだヌ!」
    「ありがとうジョン、私もジョンのこと大好き!ロナルド君のことも大好き!」
    「ぅえっ!?」
    「ヌンもロナルド君のこと大好きだヌ!」
    「あっ…えっ…!!お、俺も大好き……」
    「やったー!/ヌッヌー!」


    ~~~~~~~~~~
    ~~~~~~~~~~

    吸血鬼対策課ドラルク隊のフォンナは先日の議事録と一緒に1冊のノートを上司へ渡す。そのノートには大きな文字で「♡♥交換日記♥♡」と書かれていた。

    「ロナルドさんから預かってきましたよ~」
    「ありがとう…」
    「お泊り会したんですってね、ロナルドさんが嬉しそうに話してましたよ」
    「なし崩しで同居まで持って行きたかったんだけどねえ…」
    「うわぁ…」
    「なんだねその『友人に執着してる上司無理過ぎる』とでも言いたい顔は」
    「だって友人に執着してる上司無理過ぎですもん」
    「そうかそうか、そんなにスラミドロ無限捕獲作戦に参加したいか」
    「…それロナルドさんが行きたがってましたよ、ギルドの方へ参加申請がどうのと言ってました」
    「なに!?なんだねそういうことは早く言いたまえ!!!ロナルド君の貞操は私が守る!!!!!」
    「うわぁ…じゃあ隊長が参加する旨伝えておきますんで」
    「よろしく頼むよ」

    ~捕獲作戦前日~
    「ロナルド君は明日の準備できたかい?」
    「明日…?」
    「うん、町内スラミドロ無限捕獲作戦」
    「スラミドロ無限捕獲作戦!?行きたいって思ってたやつ!!えっ!?行っていいのか!?!?」
    「……フォン君!!!!(もちろん!一緒に行こうね!!)」


    ヌン

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    恥ずかしそうに頷いてくれた綴の手を取って、最上階のスイートルームへ。案外スイートルームって高くないんだね。いや〜、貯金しといて良かった。
    二人で使うには広すぎる部屋。綴は、はしゃいだようにあちこちを見て写真を撮っていた。きっとそのうち脚本のネタになるんだろうけど、なんて説明するつもりなんだろう? きっとうっかり口を滑らせて、真っ赤になるんだろうな。
    楽しそうな綴はそっとしておいて、俺は 2192