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    八森のボツ部屋

    @chau_chau_Mt

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    八森のボツ部屋

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    呪術オッコツ×ナオヤ ボツ2本
    ①女体化なぉゃ♀とねここつちゃん
    ②呪霊のなぉゃとオッコツ

    #ボツプロット
    #乙直
    straight
    #腐術廻戦
    theArtOfTheRape
    #女体化
    feminization

    乙直ボツプロット2本ごそごそ 物音で目覚める直哉ちゃん
    巨大なリュックサックを背負ったネコ骨ちゃんがいる「なんやねんその荷物……」
    「おはようございますニャ」「どっか行くん」「今日は狗巻くんたちとピクニックに行くんですニャ」「中身なんそれ……」「米持ってってどないすんの……」「みんなでおにぎり作って食べるのニャ」「へえ 屋外で使える炊飯器なんかあるんやね」「ニャ……」
    じゃこじゃこじゃこ(パジャマでお米といでる直哉ちゃん)
    「君ほんまにアホやなあ なあ アホやんなあ」「ニャ〜」早炊スイッチオン
    タッパーに全部分けてリュックに入れてあげる 「はよ行き」「ありがとうございますニャ」「いってきまーす ニャ」ととと……
    ネイルを気にしてる直哉ちゃん

    おしまい



    遠い黄泉(とおいよみ)

    もう終(しま)いやねと。
    自分が死んでゆくのを他人事のように遠くで感じていた。
    薄れゆく意識の中、視界の端に一人の男を捉える。
    彼奴は「力を貸してください」「貴方の力が必要です」と、
    そんなみっともないことを容易く言ってのけた。
    ちっとも心はこもっていないようだが、不思議と悪い気はしなかった。
    特級の術師が自身に跪く姿は。
    後から考えてみればあの時既に乙骨の術中に嵌っていたのかもしれなかった。
    ここでは、死にかけの自分を拾った奇特な男の話をさせてほしい。

    「なるべく人型で現れてほしい」という気色悪い要望があるものの、
    人間時代の容姿は割と気に入っているのだ。
    人型でいると幾分か呪力は消費するものの人間の手足は扱い易いことに変わりない。
    特級の呪術師ということもあり乙骨には歯ごたえのある任務が多く与えられている。
    乙骨の任務には例外を除き常に同行していた。血を見るのは良い。そもそも戦闘が好きだ。
    そういうわけで、乙骨と共に過ごす毎日はそんなに悪くはなかったのだ。
    最初は。本当に最初は。

    さて、乙骨との間に主従関係があるとは言え何も自分は乙骨の一部になったわけではない。
    そのための、月に一度の呪力供給。直哉にとってはこれが大きな問題であった。

    気色悪いだとか痛いだとかそんなものであればどれだけマシだっただろうか。
    大変に不服であるが気持ち良いのである。
    それも耐え難いほどに。

    そして一度では終わらせない図太さも持ち合わせているのだ。

    そもそもこいつは恋人の呪霊を使役していたと言うではないか。
    端(はな)から下心があって自分に近づいたのかもしれなかった。

    こいつは殺風景な部屋にカレンダーを貼る。
    そしてカレンダーに印をつける。
    まさに「この日に犯しますよ」と言わんばかりに。
    そして印が近づくと鼻歌を歌う始末なのだ。
    見た目麗しい青年(勿論自分のことだが)相手とは言え実態は只の呪霊である。
    常識外れ。病気。頭のねじが何本も外れている。
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    うめこ

    MOURNING【小説】サマへの好きを拗らせているイチと、イチが他の男を好きになったと勘違いしてるサマが2人で違法マイクを回収する話②
    ※H歴崩壊後
    ※名前があるモブ♂が出張ります、モブいちっぽい瞬間がありますがサマイチの話です。
    へまをするつもりはないが、失敗すれば相手の術中にはまる可能性だってある。家族を――二郎や三郎のことを忘れてしまうなんて絶対に嫌だ。けれど、自分がそうなってしまう以上に左馬刻が最愛の妹、合歓を忘れてしまうことが恐ろしいと思った。
     左馬刻は過去、中王区の策略によって合歓と離れ離れになってしまった。あの時は一郎もまたその策略に絡め取られて左馬刻と仲違いする結果になったが、一郎が弟達を失うことはなかった。
     それが誤解の上の擦れ違いだったとしても、あの時左馬刻にされた仕打ちはやはり許せない。けれど、あの時左馬刻が世界でただ一人の家族と離れ離れになってしまったのだと思うと、なぜだかこの身を引き裂かれるように辛くなった。
     一郎がこんなことを考えていると知れば、きっと左馬刻は憤慨するだろう。一郎のこの気持ちは同情などではないが、それ以外の何なのだと問われても答えは見つからない。
     左馬刻は他人から哀れみをかけられることを嫌うだろう。それも相手が一郎だと知れば屈辱すら感じるかもしれない。「偽善者だ」とまた罵られるかもしれない。
     それでも左馬刻が再び家族と引き裂かれる可能性を持つことがただ嫌だと思 10000