純粋でありふれた恋の進展今日は付き合って初めて一緒に登校する日だ。
今までもルカの朝練がない日は一緒に登校してたんだけど恋人って肩書になるとなんだか小っ恥ずかしくて洗面所の前で奮闘してたらいつの間にか家を出る時間ギリギリになっていて、コートを着てマフラーも付けて家を飛び出した。

「ルカ！おはよ、ごめんちょっと遅れちゃった。寒かったでしょ。」
外で待ってくれているルカは案の定コートも着てないしマフラーも付けていない。
「POGシュウおはよう！全然大丈夫だよ！じゃあいこっか！」
「うん。」

さりげなく車道側を歩いてくれるルカは寒さのせいで鼻の頭が赤い。下のほうに目をやるとルカの手があって、僕が少し手を伸ばせば手を繋げそうだ。あと少し、あと少しというところでルカの手は揺れて届かない。

　シャワーを浴びておいでってつまり、セックスしようってことだろ？
　いつもの三倍くらいのスピードでシャワーを済ませたオレは、ウキウキでオレを待っているであろうシュウの元へ急いだ。
「シュウ！」
「ええ、なに、ずいぶん早くない？」
　ソファに座っていたシュウの隣へ座る。彼は笑顔でオレを迎えてくれた。
「待ってくれてるかなと思って」
「んはは、そうなの？」
「うん、ねえシュウ…」
　待ちきれなくて、唇を合わせた。ほらやっぱり、シュウも期待してたよな？瞼を閉じる速度が、それを物語ってる。
　オレは気分を良くしてキスを続けた。そのままソファに押し倒して、シュウの腰を撫でた。ン、と小さく漏れる声が色っぽくて堪らない。
　オレは知ってる。このあとシュウは早くシたいオレを止めて、ベッドへ行こうって誘ってくれるんだ。オレはいいよってキスをして、シュウの手を引いて、それで…。

るかしゅ♀ ヤキモチ
　窓から夕陽が差し込む放課後、職員室に呼び出されたルカは、用事を終えて下駄箱へ向かう廊下を歩いていた。
　早く帰ってゲームしたい。今日は付き合ってくれるかな。もう家についてるかな。
　隣に住む幼馴染に絶賛片思い中のルカの頭の中は、もう彼女のことでいっぱいだ。学校では二学年上ということもありなかなか会えないが、放課後はほぼ彼女の部屋に入り浸っているのだ。るん、と鼻歌を歌いかけてたが、空き教室から話し声が聞こえて、慌ててやめた。
「エロいやつな〜、他に誰かいたかな」
「もう結構出たよ」
「だよなぁ」
　なんて下品な話題だ。ルカは眉に皺を寄せた。こんなの聞いちゃったら、女の子にも失礼だ。早く通り過ぎよう。

　完全に油断していた。横からシュウが飛び込んできて、オレは持っていたグラスだけ間一髪で隣に座っていたミスタに手渡し、シュウにそのまま押し倒された。
　目が据わっているシュウは、じっとオレの顔を見つめる。ていうかキミ、珍しく泥酔してさっきまでカーペットのところで寝てたよね？いつのまに起きたんだろう。
「るぅかぁ」
「ん？」
「るかだ〜」
　酔っ払い故の舌ったらずな話し方は、正直可愛い。ふにゃっと笑ったシュウは、オレのお腹の上に座る。ニコニコしながらオレの腹筋を撫でて、ご満悦だ。
　けれどここで問題が一つ。二人っきりなら、可愛いねシュウ、んーまっ！て、キスの一つや二つしてあげたいところだけど、オレたちはいま、ヴォックス、アイク、ミスタの三人（酔っている）に見守られているのだ。シュウのメンツのためにも、下手なことはできなくて、オレの中に緊張が走る。

【lucashu】Serendipity 5.Cp向lucashu（同异色都有）

Hp世界观

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“Mysta？”

回答他的只有令人不安的风声，Shu手心紧张地冒汗，黑夜里，他又听见别的声音混了进来，像推开了一道生锈很久的铁门，发出的尖锐刺耳的响声。

走廊的拐角处突然有了光，如同海浪一般一步步推进，Shu看见已经被照亮的墙上出现了一个影子，像是一个野兽在慢慢靠近，墙上播放着它走路的身影，到墙的终点它停了下来。Shu难免有些害怕，他慢慢向后退，那个巨大的影子好像转过头看着他，但是却并没有看见实体。

忽然Shu听到一声猫叫。



他向下看，原来是一只猫。

Shu一时放松地松了口气，而那只猫还在原地一动也不动，只是用那双绿眼睛直直地盯着他。

【lucashu】醉酒回有感　　窗帘紧闭，荧屏微亮、播放动作片序幕。

　　Luca斜倒在Shu肩上，以一头金发猛蹭他脖颈，含混着清香，毛刺刺的。

　　Shu僵直起上身，面颊熏红。

　　

　　

　　气泡酒空罐散落一地。

　　Luca半垂下脑袋，刘海掩盖住目光，低声说：

　　“Shubert……我觉得自己真醉了。”

　　Shu浅浅笑了两声，又轻又软。

　　

　　

　　Luca揉捏掌心。指尖掐进去一点，麻酥酥的。

　　他眯眼。

　　“如果你告诉我一个秘密，我永远不会说出去。”

　　

　　

　　Shu悄声说：

　　“恋人那种。我爱你。”

　　

　　

　　Luca一下弹起身，像一根压抑已久的弹簧被释放。

　　他瞪大眼睛对上Shu视线。

　　“……你分明知道我没醉！你知道我什么时候才会醉……”