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    猫の助

    小説は書きますが、イラストが全く描けないので
    絵は見る専門です。大好きな作家さんの絵を拝見して日々の疲れをすっ飛ばしてます(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    主なゲーム
    ◯フロムゲー
    ◯CAPCOM(主にバイオハザード、ジャス学)
    ◯SNK
    ◯マーベラス
    ◯洋ゲー
    ◯ATLUS

    趣味は色々あり。
    昔から
    知らない街に行ったら古本屋を探して、
    ランダムで本を選んで購入→読むそんな事を
    してたりしてなかったり。
    知らない道をぐんぐん進んで色々な所に行くのも好きです。
    そんな日常。

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    猫の助

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    ※夏コミ詳細更新※
    ◯プロローグ アリアンナを
    少女から女性そして…に変更。
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女

    上記を加筆後、1冊に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4にて新刊として出します。
    ◯Xにも書いたので詳細は伏せますが諸事情により
    52頁→34頁に変更し新刊発行します。文庫版サイズ
    タイトル=Thoughts of a certain man
    以上となります。当日会場にお越しの皆様宜しくお願い致します(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

    #Bloodborne
    #bloodborne
    #ブラッドボーン
    bloodborne
    #ヘンリック
    #ヴィオラ
    viola

    ヘンリックと言う男ヘンリックと言う男


    獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。

    ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
    そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。

    狩人達以外は。

    ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
    彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
    相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
    獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。

    ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。

    ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
    不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。

    「ただいまヴィオラ」
    「お帰りなさいお父さん」

    御互いの顔を見て抱き合い今回も無事を確認できほっとする。
    この時間が生きてる事
    狩りをして何かを失い掛けそうになる自分を人として戻せる大切な時間なのだと思わせてくれる。

    「あのねお父さんちょっと大事なお話があるの」
    体を少し離してから娘が言う。
    「どうした?」
    気のせいかソワソワと外のドアの方を何度も見る。
    「ヴィ…」
    娘の名前を呼び切る前に抱き寄せて素早く後ろに庇った。
    扉の向こうから強い気配がする。
    獣か?いや違う…。
    「……誰だ?」
    何時もは優しい父親の殺意の籠もった声に思わずヴィオラの身がすくむ。

    だが、ヴィオラは扉の向こうの声に心当たりが有った。
    今日は父にその事を伝えるつもりが、父が今回も生きて帰って着た事が嬉しくて失念してしまったのだった。

    ガスコイン…後にヘンリックの義理の息子となる男の来訪を。

    扉越しの主…ガスコインは、さてどうしたものかと悩んでいた。

    ヴィオラから聞いていた父…ヘンリックの帰宅時間に合せて訪問したが、今はまだ獣狩の夜が明ける頃。危険が少ないとは言えこんな時に訪問するのは間違いだと今更ながら後悔したがもう着てしまったものは仕方が無い。

    だが何時までも立ってる訳にもいかない。
    さてどうしたものかと考えていたら
    不意にドアが開いた。

    其処にはガスコインを見て蕩けるような幸せな笑顔で迎えたヴィオラと、少し後で何とも言えない雰囲気を醸し出してるヘンリックが居た。

    この時の事をガスコインは、正直生きて帰れないかも思ったと後に妻となったヴィオラに語った。


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    猫の助

    INFO此方の作品と、ヘンリックと言う男、プロローグ アリアンナ(タイトルを少女から女性そして…に変更)
    を加筆し1冊に纏めて今回の夏コミC104で新刊発行します。
    ◯アリアンナとアデーラの例のイベントがどうして起こったか?アデーラが潔癖&血の聖女でもちょっとな…と自分なりに考えて見てサラッと書きました。
    テンション上げるために、ガラスの仮面読んでた影響かちょっとノリがそれっぽく見えたらすみません(汗)此方も色々考えて最後の締め部分をぼかしてます。此方のポイピクにはサンプルとして残します。
    妄執たる血の聖女あの日、狩人様から安全なオドン教会へ行くように言われ1日が経った。

    着いた時には人が数人居た事に驚いたが
    希望も有った。

    ここは本当に安全なのだ。
    少なくとも今は。

    ならば血の聖女として皆様に施しと希望を与えなければ行けない。
    幼い頃血の聖女として選ばれたアデーラは
    特殊な血の実験と聖女としての振る舞いを叩き込まれた。
    血の医療の権力が強いこの街では
    血の聖女の振る舞いは街の人間に取って高貴で崇高に映らなければいけない。

    血の聖女に選ばれた事に誇りを持て。
    血に汚されるな。
    おのが痛みや感情等余計なものはもつな。

    ただ街の人間の希望たれ。
    血の医療協会の為に。
    人並みに初恋も有ったが知られてはいけなかった。
    他の聖女候補が恋に落ち人並みの幸せを得ようとしたが、血の秘密を…協会の禁忌が洩れる事を恐れた者達が二人を殺した。
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    猫の助

    MENU※夏コミ詳細更新※
    ◯プロローグ アリアンナを
    少女から女性そして…に変更。
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女

    上記を加筆後、1冊に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4にて新刊として出します。
    ◯Xにも書いたので詳細は伏せますが諸事情により
    52頁→34頁に変更し新刊発行します。文庫版サイズ
    タイトル=Thoughts of a certain man
    以上となります。当日会場にお越しの皆様宜しくお願い致します(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    ヘンリックと言う男ヘンリックと言う男


    獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。

    ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
    そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。

    狩人達以外は。

    ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
    彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
    相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
    獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。

    ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。

    ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
    不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。
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    猫の助

    INFO冬コミ103で出したブラッドボーンの小説のショートストーリー。小さい女の子のプロローグです。

    ※※夏コミ C104(初日)に受かりましたので、
    ◯プロローグ アリアンナを、少女から女性そして…に変更
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女
    上記の3点を加筆し1冊の本に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4で新刊として出します。

    上記の理由によりポイピクでこの作品の更新はストップ致しますが、プロローグ アリアンナだけはこの話単品のみでも読んで頂けますが、ヘンリックという男、妄執たる血の聖女は単品では読みきれませんのでご注意下さい。
    サンプルとしてお読み頂けましたらして幸いです。
    小さい女の子プロローグ アリアンナ



    パチ…パチパチッ…

    暖炉の薪が音をたてている。

    ずっと雪に覆われたお城
    綺麗だけどよく消えちゃうお姉さん達
    おじいちゃまのお顔をした鳥の様な人達
    何時も床磨きをしているお掃除のおじいちゃん達
    変な兜を被ったお兄ちゃん達


    物心が付いた時から周りに居る皆は優しかった。
    (お外に居る大きいお腹の虫は苦手だけど)


    暖かいお部屋
    ふかふかのベット
    優しいお母さま
    ちょっと怖いお父さま

    だけど幸せだった。

    お父さまは怒るとちょっぴり怖いけれど、大きな手で頭を撫でてくれるのが大好きだった。
    お母さまは好き嫌いをするとお父さまより怖いときが有ったけど、寝る前に抱っこをして色々なお話をしてくれるとふわふわ温かくて気持ちよくて…幸せだった。
    1083

    猫の助

    PAST昔別のアプリで書いたBloodborneの小説もどき。
    ヴァルトールとヤマムラの様な、自狩の様な
    其処は敢えて暈してます。BL要素無し。
    決められた文字数で書こうとして書ききれなかった小説もどきです。
    篝火3で告知した通り、完成品を
    BOOTHにて紙媒体にて販売致します。
    ショートショートのストーリー小説。
    詳しい内容は
    https://mibu.booth.pm/

    更新・支部にもこの無題の小説をアップしました。
    加筆後の物は本にしか載せてません。
    無題貴方は何時もそうでした。何時も飄々として自分が苦しい時も、弱音を吐かず見せず何事も無かったかの様に振舞っていましたね。

    それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
    そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。

    でも今の貴方はどうでしょう?

    死体の山を築き 
    血に酔いそうになる高揚感と
    敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
    そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。

    そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
    不思議ですね。
    貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
    上に嗤ったまま逝くなんて… 
    狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
    貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
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