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    Reikun_km

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    Reikun_km

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    ふるかな

    喫茶ポアロに初めて行ったお話ピコン

    「『今日の夜空いてるか?ご飯でも食べに行こう』っかー」

    「えっと…゛お仕事お疲れ様です…! もちろん空いてます!」

    ピコン

    「『19時頃迎えに行く』たまには私から迎えに行ってもいいのに…でもどこにいるか分からないもんね…」

    了解スタンプを押し、いざ大学へと向かう。

    ーーーーーー

    「課題たくさん出されちゃった…」
    時間は15時…。うん、待ち合わせ時間までには間に合いそうだけど…んーぎりぎりかな…
    静かそうなカフェとかで糖分摂取しながら頑張ろうかな… と思い歩き出した。

    「あ…こんな所に毛利探偵事務所があったんだ。」
    人影が無さそうだし、外出中かな~
    とふと足を止める。
    「…良さそうなカフェがこんな所に」
    喫茶ポアロ…。人も…うん、混んではいないし…ここにしよう!

    カランコロン

    いらっしゃいませー!
    と可愛らしい声が響く。
    可愛らしい女性の方が向かいいれてくれた。

    初めてだし、長めにいる予定だし…カウンターを使うのもなとテーブル席に向かった。

    ご注文どうされますか?
    ニコッと女性の店員さんが聞いてくれた。

    笑顔が眩しい…癒される…

    「えっと…ここに来たの初めてで…なにかオススメありますか?」

    そうですねー と考え込んだ仕草をし、ナポリタン…もしくはもう少しで安室さんが出勤しますし…もう少し待っていただければハムサンドもオススメですよ…!と丁寧に教えてくれる。

    「軽く昼ごはん食べてきちゃったので今回はハムサンドで…ナポリタンも気になるので次回来た時にでもいいですか?」

    もちろんです!と笑顔で答えてくれる。

    「あとカフェラテお願いします」

    はい!少々お待ちくださいね!とこれも可愛い笑顔で…

    カランコロン

    『こんにちは、梓さん』

    ん?聞いたことある声…

    安室さん!ちょうど来るだろうと思ってハムサンドの注文受けていたところです!

    『…っ そうでしたか』ニコッ
    と聞き覚えがある声がまた聞こえる。

    気になって声の方を見た…そして少し驚いてる彼を見る、ん?まって
    「え!!ふr」『お久しぶりですね、ここでアルバイトをしている安室透です』(ニコッ

    あれ?知り合いだったんですか?と女性の店員が不思議そうに見る

    『ええ。』少しねと付け加え彼が答える。
    その頃私はまさか彼氏がここにやってくるとは思ってもなかったので口をぱくぱくさせていた。
    驚きすぎて声が出なかったのだ。あと彼と会うのは1週間ぶりであった。それもあったと思う。

    彼が微笑ましそうにこちらを見ている。
    ウインクをし、しーというポーズを取った。

    彼のことだろう、なにか潜入調査とかしているのかなと。

    では少しお待ちくださいねと彼は残し、キッチンへと入っていった。

    暫く沈黙があり、

    可愛らしい女性の方が、
    安室さん!今のうちに買い出し行ってきますね!
    と店から出て、私と彼()の2人っきりに。

    すると
    『お待たせしました、ハムサンドです』(ニコッ)

    美味しそう…

    「ありがとうございますっっ」

    『大学の課題ですか?』とパソコンの画面を覗き込む彼。
    顔が近い、久しぶりに会えたしドキドキする…と少しピクっとしてしまった。

    ふふっと彼が笑い。
    『…今は2人っきりだから大丈夫だ。久しぶり。元気にしてたか?』
    と私の知っている彼だった。

    これもまたピクってなっちゃったかも…

    まさか今日ここに来るとは思ってもなったけど、いつか話してきてもらおうって思ってたから…と軽く潜入調査でここで偽名を使って探偵をしながら働いているとこっそり教えてくれた。
    すると耳元まで近づき
    『…さっきから僕に反応しすぎ』
    チュッ と耳に軽くキスをした。

    私はこの時頭の中がパンクしたと思う…ほんと…ずるいよね

    思わず反応が可愛くて悪戯しちゃったみたいな事を言ってた気がするけど…覚えてない…ほんと頭回らなかったから…。

    まああとは今夜に楽しみはとっておくか とニコッと彼は答えた。

    彼は一息ついて
    『それでは課題頑張ってくださいね』ニコッ
    先程よりも柔らかい笑顔で言ってキッチンへと戻って行った。

    私の彼氏がカッコよすぎる!!!
    と心の中で叫んだ。

    その後私はポアロに通うようになった。
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