【過去編】那由多VSアクラシア②①→ https://poipiku.com/IllustDetailPcV.jspID=6439063&TD=7677327
②ココ
初めてではない。この感覚は前回千星の体が誰かに乗っ取られた時に感じたものだった。あの時は能力の暴走と類似したものとして片付けたけど、もしかしてこれも俺の能力の一つではと千星がそう思った瞬間、ペン先が空中を滑った。
〝受〟と言う文字と続け様に〝力〟と言う文字を自分に向けて綴った。千星は〝力〟の文字は綴った事がある。副会長の九鬼と対峙したときに綴り、その後引き千切れそうなほど体が痛くなってしまいそれ以降使ってない、と、言うかその能力を忘れていた。
千星の全身に力が漲る。しかし炎の剣は消えてなくなり神功に貰った万年筆だけが残った。
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