ケビスウって似ているところもある(無口で、確信めいたところは語らない、れないところとか)と思うんですよ、だから学生時代は意気投合して仲良くなっだと思うんです。ケビンが一方的に興味を持ったってのがきっかけだとは思うんですが……
でもお互い、というかスウから見たケビンっての崩壊に打ち勝つための象徴、希望で、きっと対等ではないと思ってる部分もあると私は解釈しました。そこを信仰(ケビンがスウよりも格式高く、手の届かない正しい存在)として書かせて頂きました。
ケビンにとってはスウ含め13英傑は対等な存在であったと、そう思います。けれど、13英傑から見た彼はどうなんだろう。そう思ったのがきっかけでした。特に、スウから見たケビンは、特別な存在であったと思います。これには私なりの解釈が含まれていますが、陰気な自分を気にかけてくれた輝かしい存在、自分をいつも導いてくれる太陽のような存在、そんなものをイメージして話を構成しました。スウは、どんなことがあってもケビンのことを信じてくれていると思います。それが、どんな形であってもです。ケビンもです。
これは蛇足ですが、英傑は13人でエリシアの話からも新約聖書と絡めてると思うので引用も新約聖書関連の書籍から引っ張らせていただきました。13英傑は「裏切り者」だと称される者がいても、お互いのことを信用して、友人だとしていたところがとても素敵だと感じます。
あとあとあともしもお時間ありましたら新約聖書のヨハネの手紙の部分を一読して頂けると、エリシアの解釈が深まるかと思うのでオススメです。これはいちエリシアファンの身勝手です 個人的には新共同訳がおすすめです
怪しい宗教家みたいなことを言いますが、神が私たちを見守っててくれているように、エリシアも我々のことを、人類のことを見守っててくれていると思います。エリシアは施す側の人で、ケビンも同じで、孤独を抱えたヒーローです。彼女を遮るものはなく、騙されたとしても人を愛し続ける。でもそれは彼女の素晴らしい、完璧な人間性がなせることであって、彼女は神ではなく、あくまでも人であろうとしました。それがエリシアの魅力ですよね……(?)
彼らの撒いた種が、人生が、これからの崩壊3rdでも展開されていけば嬉しく思います。