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    sunlight_yuki

    @sunlight_yuki

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    sunlight_yuki

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    ワンドロより「ジューンブライド」をお借りしました。メルが乙女😓こんな嫉妬するのかなぁ
    @rnhm_60min
    #燐ひめ60min
    #燐ひめ60min延長戦

    #燐ひめ
    rinhime

    ブライダルプライド『本日は、当ホテルのウエディングフェアにお越しいただき誠にありがとうございます』
     そんなアナウンスから始まったブライダルイベント、俺は関係なかったがモデルの一人として天城が参加しているということで補助をさせられている。
     ファッションショーでは、和装、白いタキシードから流行のカラーのものまで早着替えで出て行った。俺もメイクが済んだ天城に次の衣装を着せて、帯やネクタイなどを締め、全体のバランスを整えて背中を押した。すっと伸びた姿勢のいい背筋、程よく鍛えられた細身の体躯にどれもがよく似合い、新しい二人の門出に対する自信のようなものを感じて、エスコートされていた花嫁役に軽い嫉妬を覚えた。
    「馬子にも衣裳とはよくいったものですねぇ」
    「ほめてくれてもいいんじゃねぇの」
    「お似合いですよ」
     いろんな意味で、
     何となく面白くない、だって天城は俺の、、、
     何となく一緒にいる機会が増えて、何となくプライベートも同じ空間で過ごしていて、これからも天城は俺のもので、俺も天城のものだと思っていた。
     でも、今日見せられたのはそうじゃない未来、お互いにいい人と結ばれることがあるかもしれない世界線。そういえば、どこかの君主様でしたね跡取り問題とかもあるだろうし。
    「HiMERUさん」
     もやもやしているところを、担当のスタッフさんに呼び止められた。
    「どうかしましたか」
    「いえ、せっかくですしHiMERUさんも試着していかれませんか」
     サイズが合うものとなると限られますが、きっと何でも似合うと思いますよ。
     もやついた気分に押されて、首を縦に振った。
     メイクを施してもらい、ヘアスタイルはオールバックにして、薄い空色のフロックコート。全部が終わったとき、ひと際大きな拍手が聞こえて、ショーの終了を告げていた。一仕事終えた天城が遠くに見える、こちらに来る。
    「すげぇな、きれいだぜ」
     開口一番の素直な感想、満面の笑み。
    「HiMERUなので当然です」
     まっすぐに向けられた視線が照れ臭い。モデルの経験を活かしてもっと格好つけてやるはずだったのに。
    「こちらをどうぞ」
     記念にと小さな花束(ブートニア)、それは天城の胸元を飾るそれと同じ色合で。
    「なんだか俺っちたちの結婚式みたいだな」
     何を言っているのですかこんなところで。うるむ視界をハンカチの門出そっと拭かれてますます顔がゆがむ。そして、気が付けば周囲を他のモデルさんやスタッフに囲まれていた。
     その後、撮影してもらった記念写真はやっぱり気恥ずかしくて、俺の手帳にそっと挟まれている。
     後日、天城がSNSにアップしてしまったため、その日はトレンドを独占していました。
     
     
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    tsukumoans

    TRAINING小話。ただ書きたかっただけ。801☆(今の時代でも伝わるのか?)

    ※以下言い訳(読まなくていい)
    書きかけが現時点で2本あり、燐ひめなんか書きたいんよ……ってnote開いたら\書きかけあるよ!/って主張されるから全然他が手付かない状況なう。燐ひめなんか書きたいちょっと健全なやつ。ドのつくエチしか書いてない。進まない。終わらない。ぴえん。
    ※ナチュラルに同棲
    (リビングのソファとかかなぁ)(ざっくり)


    「なァ、メルメル〜」
    「なんですか?」
    「今日一緒に寝よ?」
    「…嫌ですけど」
    「なんで?」
    「なんでとは?」
    「別にエッチしよって言ってるわけじゃねぇし、いいじゃん?」
    「ばっ!…黙るか死ぬかしてくれません?」
    「メルメルそればっかり!酷い!」
    「はぁ…」
    「なァ〜、たまには頑張ってる燐音くん甘やかしてくンね〜?」

    上目遣いでねだってくる。俺がこの顔に弱い事を知っていてやってくるからタチが悪い。

    「……。」
    「ダメ?」
    「……添い寝ですからね?」
    「やったー!メルメル愛してる!」
    「…安いセリフだな」

    ガバッと抱きつかれ、頬を少し赤らめながら言うセリフでは無い。それでも恋人を甘やかしている自分を誤魔化したくて、自分もしたいと思ってるなんて思われたくなくて、つい口に出してしまった言葉は戻らない。
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