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    oyatunoousama_

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    義炭ラクガキ

    #義炭
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    tamasabu0311

    DONE○ずっと前から 1
    煉炭の2人が、煉獄さんの一言から炭煉になる話です。
    最終的に炭煉に収まる2人ですが、この話の前まではじっくり煉炭してきた2人なのでご注意ください。
    「抱きたいと思ったことはあるか、炭治郎」

    煉獄からの問いかけに、炭治郎はぴたりと動きを止める。何を言われたか、一瞬判断に迷った。

    炭治郎は今、厚く、逞しい煉獄の胸の内に抱き締められている。いつものように煉獄家に泊まった炭治郎は、布団を敷いて2人で向かい合った。

    煉獄は目を合わせると、炭治郎を優しく引き寄せ、己の腕の中へと閉じ込めた。組んだ膝の上に炭治郎を乗せ、無防備なこめかみに口付けの雨を降らせる。その心地よい睦みは、煉獄と結ばれた日から、幾度となく重ねられていた。煉獄からの口付けは優しく、時に情熱的で、愛の深さを強く感じる。炭治郎はそれが好きであった。
    今日も腕の中で、そのあたたかさを感じ入っていたところ、唐突に言われた言葉が、はじめの言葉である。そのため、炭治郎は非常に返答に困ってしまった。

    「抱きたいかとは、俺の事ではない」

    応えの無い炭治郎を、煉獄はじっと見つめて言う。続く言葉に衝撃を受けた炭治郎は、何故、と震えながら伝えた。

    「俺は、煉獄さんをお慕い申しておりますから、決して他の誰かを抱こうと思いません」

    あまりの驚きに、反射的に目に膜がかかった。煉獄はその様子 4325

    batako1192

    MOURNING第3回義炭ワンドロワンライ企画【寝たふり】で書いたものの、深夜執筆約2時間+翌朝新書メーカーしてたら修正したくなって30分以上というよく分からない結果になってしまったのでここに供養。
    寝たふり「………さん、ぎゆうさん、義勇さん」

    名前を呼ばれた気がして、ゆっくりと意識が浮上した。とは言え、眠気はまだ健在で、重たいまぶたは光を受ける気がないらしい。
    それでも覚醒した脳は、自然と状況整理を始めてくれる。ここはどこで、自分は何をしていたんだったか…?


    今日は中学の剣道部が休みだから、ランドセル二年目になった俺の小さな友人・炭治郎が遊びに来るんだ。それでいつもの休日よりも早めに起きたんだった。眠い目をこすりながら起き上がって、今日の為に準備しておいた青のストライプのシャツが視界に入って、思わず頬が緩んだのだ。
    少し青みがかった俺の瞳が好きらしい炭治郎は、俺が青を身に付けると似合うと褒めてくれる。でも、初めてそのシャツを着たときだけは違った。出迎えた俺を見上げたまま絶句。顔を真っ赤にして、ぽかんと口を開けたまま玄関で固まってしまった。そして、熱中症にでもなったのかと心配してオロオロする俺に、意を決したように小さな手を握りしめて言った。
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