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    Lets_tick

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    D国、もとい『トゥーティ協奏国』の詳細情報
    #生を唄う奴ら

    ##CoC

    “トゥーティ協奏国”通称、音楽の国

     音楽が日常、教育、軍事、政治など、公私問わず利用されている国。
     街はあらゆるところにスピーカーを設置しており、常に音楽にあふれ、国民は老若男女問わず皆好きな音楽をいつも聞けるヘッドホンのような機器、『トゥッティフォン』を身につけている。

    【国の主要人物】
    指揮者(内閣総理大臣):ヴィヴァ・ストラ=コンチェルト
    軍部主席奏者(軍部大臣):ワーグナー・マーチ

    【文化・制度】
     トゥーティ協奏国民はこの国の人として「楽団員」と名乗ったり呼んだりするやや変わった特徴がある。
     国民は3歳前後頃から義務教育として音楽教育を施され、国民の一人一人が得意な楽器を持っている。
     美的感性が高い国民が多く、古くからあるオペラ会場などを文化財として管理していたりと、美しい音楽や歴史ある建造物を見るための観光地として有名。
     言わずもがな楽器類の名産地である。だが貿易は音楽関係以外はあまり積極的ではない。
     血縁で楽器や、仕事を継ぐ風潮が昔からあるが、近代からは様々な分野の音楽の発達や職業分野の増加より、現在一般の家庭では楽器だけ形式上継ぐような形式が取られている。
     また、音楽が国全体にとって重要であることから耳、発声器官、目に対する医療が高度に発達しており、それらの手術や検診を行う際は国が大半の金額を保障する制度がある。
     なおその税金は大体『音楽以外の嗜好品、娯楽』に対するものから来ている。それらの税金は普通の税率が10%であるとして、それ以外は安いもので25%(絵画、演劇等)、高いものは75%(酒類)、150%になる(タバコ)。

    【言語等】
     世界的に一番通じる言語を国用語としているが、普段の会話にも音楽用語、記号が入り込んでおり、若者のスラングも例外ではない。
    ex:「その書類、Presto(すごく早め)で送ってください」「気分変えて行こ!コンブリ!コンブリ!(con brio、活気を持ってのスラング)」
     幼少期から音楽教育が盛んである国風であることから、よく響く声で喋る国民が多い。外国の人からうるさいとも取れかねない。

    【国民性】
     国民性として自信家、プライドが高い、アーティスト気質なところが目立つ。しかし外交的な人が多く、お互いを尊敬し協力をしようという思想の人も多く見られる。
     また感情的な人が多く、身振り手振りや声の大きさや高さの違いをすごく表現する。
     音楽に対して強く愛を持つ人も多く見られ、その事から音楽が溢れる自国に対して愛国心を抱く人が多い。
     一方、音楽を嫌う人を正気じゃないと考えがちであり、人によってはそんな人を人間扱いしない者もいる。(でも空港等では観光客向けに音をシャットできるトゥッティフォンを安価な値段で貸し出ししている)
     また自国の独特な言い換えの文化を改めるように言われるとあからさまに不満を示す人もかなりいる。

    【政治体制】
     議院内閣制であり、選挙で選ばれた人物が政治を収める……のだが、家系で仕事を継ぐ風潮により古くからある同じ一族が立候補して政治家になる状態が続いており、選挙制として正しい運用を行なっているのか疑問の声が諸外国から上がっている。
     また、政府機関やその役職の一部も音楽に関係する名称となっている。
    ex:内閣→国家楽団、総理大臣(政治的指導者)→指揮者、〇〇大臣(将軍)→〇〇主席奏者、軍部参謀→編曲家、技術研究所長→主席調律師

    【『トゥッティフォン』について】
     『トゥッティフォン』と呼ばれるトゥーティ協奏国で開発されたヘッドホン。
     ノイズキャンセル機能や、外部音取り込み機能がついた両耳を覆うような形状の機械。
     音楽を聴くだけではなくラジオや電話などを所持者が数回触れるだけで切り替えて利用できたり、一部を取り外しそれをスピーカーにすることもできる。
     ノイズキャンセル機能が働いているか一目見てわかるようにするために、機械の後ろには突起がついており、突起が下がっているとノイズキャンセルが働いている。
    『トゥーティ人と話す時は、彼らの耳が下がっていないか確認する事。下がっていたらどんな話より音楽が重要だと思っている』
     とよく国系のネタとして取り扱われる。そして実際そうである。
     なお無理やり外すとトゥーティ人特有の豊かな感情表現で激昂されるので常識ある外国人の方はやらないのが賢明である。
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