カルデアに召喚され十日ほどが経つ。
インドの英雄ビーマはカルデアでの生活に概ね満足している。ここにはカルデアの目的の為、数多の時代と国からの英雄が喚び出されておりその中には自身の弟もいるからだ。二人になっていたことに驚き、更に真面目すぎた弟の可能性を目の当たりにし嘆くこともあったがどちらも弟であることに変わりは無いので、時間を見つけては話している。
そして食事。食べるのも作るのも好きであったビーマは、料理を食べられることに喜びを覚え、作れることに興味を持った。なのでサーヴァントの一部が調理を担当していると聞いた時、ならば自分もと立候補し調理場に立っている。
数多の時代と国から召喚された英雄たちの数だけ料理の数もあるということでビーマは高揚し、祖国の料理を中心に腕を奮っているところだ。
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