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    hanaya_koso

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    hanaya_koso

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    留伊
    30期34話「同室の思い出の段」で、伊作先輩が食満先輩にお兄ちゃんがいるお話をしてたということは、たぶん過去にそういう話になったことがあるんだろうなと思ったらくがきです。
    二人が一年生の頃の話。

    隣を歩いていたはずの伊作が、突然消えた。否、正確には『消えた』のではなく『落ちた』のである。穴に。いったい誰が掘ったのやらわからないが、身長よりも若干深い落とし穴である。留三郎は地面に膝をつくと、伊作に向かって手を伸ばした。
    「伊作、大丈夫か?」
    「うん、平気。そんなに深い穴じゃなかったから」
    へりに手をひっかけ、穴の壁を登りつつ留三郎の力も借りつつ、伊作はなんとか無事地上へと戻ってくることができた。
    「ごめん、留三郎」
    しゅんと眉を下げる伊作に、留三郎はいやいやと手を横に振った。仲間を助けるのは人として当たり前のことだ。伊作は同じクラスで同室なのだから尚更。それに、こうしおらしくされてしまうとどうも落ち着かない。
    「謝らなくていい。おれたち同室なんだから」
    すると、きょとんと不思議そうな表情を浮かべる伊作。なにかおかしなことでも言っただろうかと首を捻っていると、「留三郎は下に弟がいるの?」と聞いてきた。また突拍子も無い奴だ。
    「弟はいないぞ。おれは留三郎という名前の通り、三男坊で末弟だ」
    「ええっ、そうなの!?」
    予想外の答えだったらしく、目をまあるく見開いている。曰く、留三郎はしっかり者だしいつも伊作のことを助けてくれる面倒見の良さも持ち合わせているから、これはきっと下に弟がいるから慣れているのだろうと思ったのだとか。
    「留三郎はすごいね」
    伊作の柔らかそうなまろい頬がほにゃらと緩む。その瞬間、胸に春爛漫のような暖かい風が吹いて、留三郎の心を揺らした。やっぱり、伊作は笑っている方がいい。
    「それより、手当てしに行こう。手や脚を擦りむいてるんだし」
    「うん、ありがとう」
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    Umemiya

    MEMO🔪❤️ サドtop×🔪に心酔してる恭しい鬼bottomの妄想。解釈グダグダ注意
    🔪❤️ekiはただの人間だけどドtop energyと飴鞭でvoxを振り回す。voxは惚れた弱みの擬人化。すっごいプレイを要求されても全然答えられるつよつよ受け。どちらも経験豊富。身長も年齢も身体能力でもvoxには敵わないけどekiのほうが精神的に強いと良いな。いきいき生きるタイプってよりかは「しぶとい」の方。ちっとやそっとじゃくたばらないekiにどこか救われてるvox

    ここまで書いたけどekiが人並みに脆くても良い。プレイで散々ekiに虐められるくせに、普段の生活では甲斐甲斐しく尽くすvox(心酔からってのもあるけどekiが儚く見える&恋人云々以前に大切な人間として守りたい) ekiとしては俺も成人男性だしそんなヤワじゃねえよ…と思いつつもvoxを侍らせるのはそんなに悪い気はしないとかだったら良い。でもvoxの過保護を徹底的に振り払うeki様も見たい。可能性無限大cp。その場合、奉仕を断られて子犬みたいにしゅん…ってするvoxにこっそり愉悦を覚えるeki様でも良い。voxはそれに気付いてない。voxは、無下にされても自分がekiに尽くす行動自体に意味があると考えそうだけど、稀に寂しくなって激し目に求めちゃったり、寝てる(とvoxが思ってるだけで本当は起きている) ekiの手を借りて自分の頭に擦り付けたりする。
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