冬籠り/Emergency @fuyu_gomo_ri ロルコレ後夜祭withロルパ!さま 開催ありがとうございます!冬籠りの展示小説置き場です。 ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 2
冬籠り/EmergencyDONE展示②「深愛」 (過去作品の加筆修正版)原作の未来軸、ルフィの死、未来のローのif設定があります。深愛 自身の船を潜水艇にしたのは正しかったと思う。 頻繁なメンテナンスやそれに掛かる費用を踏まえても、海上の照りつけに当てられ続けるような航海は御免だった。また海中の恐ろしさをはらんだ暗さと静けさ、規則正しい機械音の中では、多少、深く眠ることもできる。 あの騒々しさのかたまりのような男には似合わないのだろう。 ♢ ある島で約400年に一度見られるという大流星群を見た。 ただの流星群では無く、本当にこの島に落ちてくるような距離で掠めていく星々は、もはや災害では無いかと思うほどで、住人や観光客、おれ達も含めて島の全員が、星が掠めそうな海岸の反対側に船を出し、その光景を眺めていた。 「うおーー!!!どうなってるんだ!?なんで島に当たらないんだ!!?」 3941 冬籠り/EmergencyDONE展示①「豹に酩酊」現パロ雪豹ロール 医者×大学生豹に酩酊『はあ!?お前が今日集まって飯食おうって言ったんだろうが!』 「わりぃ!どうしても行けなくなって……お前らだけで楽しんでくれ!」 サンジからの電話だ。 『行けなくなったって……ルフィ、もうこっちは全員揃ってるぞ?』 「ほんとに、わりぃ……!今日は行けねぇ!」 分かってる。おれだって本当は行きたかった。だが、どうしても行けない理由がある。 兄二人が独り立ちをする際、大学生のルフィにせめてこのアパートだけはと残していった一人暮らしにはやや広い1LDK。そのキッチンを先ほどから占拠している一匹の“豹”がいる。 キッチンに置かれていた酒瓶やビール缶を器用に爪で開け、人の家の床を汚しながら黙々と飲み干している目付きの悪い豹。酒で口や前脚を濡らしながら、先程からソファに座るルフィに向けてジリジリとした視線を送り続けている。 7415 1