ボクのキミ、キミのボク※キャラ崩壊、ヤンデレ気味
※深夜に書いてるので色々パーリナイしてます
なんでもOKなら↓↓
ぽつり、と1人の部屋で君はノートと睨めっこ。
もうすぐ秋だっていうのに。
君はまだ補習の宿題が終わってないの?
「んーーーー…」
「熱斗くん、」
「…」
「熱斗くーん、」
「んあ…ロックマン?」
そう、そうだよ。
なんでこんな呼びかけてるのに気づかないのさ。
寂しすぎて兎になっちゃうよ。
「ごめん、もーちょっとまって?」
そう言ってまた君の視線はノートの方へと向く。
ボクの方なんか一切向かずに。
でもそんな君もすき。
その綺麗な白い手、その茶色い瞳。
真剣に向き合う横顔。
見れば見るほど魅力ばっか。
その顔を見せてくれるのはボクだけ。
なにより今熱斗くんの側にいるのは「ボク」しか居ない。
「ボク」は熱斗くんのものであって
「熱斗くん」はボクのもの。
「…ん、ロックマン、終わった!!」
ほら、やっぱり君は優しい。
終われば一目散にボクの方に顔を向けてくれる。
キミはボクをぎゅっと抱きしめ、そのままベッドに倒れ込む。
少しだけベッドが跳ね、キミはボクの胸に顔を埋める。
「…ロックマンつめたい、」
「コピーロイドだからね」
「じゃあ〜、オレがロックマンをあたためる」
「…ふふ、なにそれ。」
くすり、と2人で笑って熱斗くんが再度ぎゅっとボクを抱きしめる。
おまけに布団もかけてくれた。
コピーロイドに寒いなんてないのにね。
「なあ〜、癒してよ、オレ頑張ったよ?」
「そうだね?えへへ、…えらいえらい。」
ボクは赤ん坊をあやすようにキミの頭を優しく撫でる。
目を細め気持ちよさそうにしているキミが愛おしい。
「いい子だね」と撫で続けていればじぃっとこちらを見る熱斗くん。
「…?どうしたの、熱斗くん。」
「…ん、」
何かを訴えるように「ん」と言って腕を広げる。
そんなキミは目を少し逸らしているようにも見える。
なんとなくやりたいことがわかっちゃってボクがキミの胸に顔を埋めれば「ロックマンもいいこいいこ」なんてメット越しから優しい手つきで撫でられる。
なんて可愛くて優しいんだろう。
やっぱり好き、なんて思いが込み上げる。
わかってる。これが「依存」をしてることなんだって
でも恥じらいながらもやってくれるキミが可愛くて、甘えてくるキミが愛おしくてたまらない。
それがボクだけに向けられていることが嬉しい。
でもこれはボクだけの秘密。
こんなことを知ってしまったらキミがボクから離れられなくなっちゃうから。
「熱斗くん」
「なーに、」
「だいすき、好きだよ」
まあ、今更離す気はないんだけど。
_____
すぅ…と寝息を立てながらオレの横で寝る彼。
「だいすき、好きだよ。」
その言葉に胸は踊り、思い出せば口角が上がる。
ロックマンがオレに「依存」してることはわかっている。
なぜなら「オレ」がロックマンを依存させるようにしてるから。
ロックマンの呼びかけに一回で答えないのも彼を嫉妬させる為。
終わったら可愛くおねだりをして「オレだけを見るよう」さらに依存深くさせる。
そうすればオレだけのロックマンになってくれる。
オレだけのナビ、オレだけの恋人。
「…はやく気づけ、ばかロックマン。」
オレだってお前に依存してるんだよ。