悲鳴嶼さんと時透さんの愛の物語。悲鳴嶼にとって十字架のように背負っている「多くの子供を殺した」とう事実。誤解とはいえ、その事実は消えることなく、噂として残っていた。彼は陰で「殺人鬼」と揶揄されていた。鬱屈する感情が横たわる中、彼にはあるひそかな趣味があった。それは、居の一角に装飾からなにから赤色一色に施した「赤い部屋」を作り上げていたことであった。
一方、もう一人。時透がある日、悲鳴嶼の前に現れる。二人の孤独と、怒りと哀しみ。ぶつける先がない憎しみを抱えた二人が織りなす関係です。

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