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    おえおえ

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    おえおえ

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    ハカミ中心落書き帳
    ⚠墓水を含みます、一部r指定つくかも……最後だけ墓父水です
    昔の絵も追加したので雑なのが何枚かありますおゆるしを

    恥ずかしくなったら消すかもしれません

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    Replies from the creator

    おえおえ

    DOODLE誤字脱字確認してないただの思いつき……毎度毎度ごめん墓ミ
    ねずみ男とか辺りのキャラクターの口調が掴めていないので変かもしれない
    おじさんが箱になった。
    僕の目の前で白い箱がみっともなく怯えている。初めのうちは、おじさんは箱の中ですし詰めになっているのかと思ったがそうではないらしい。おじさんはこの、白くて面白みのない、ただの箱になったのだ。見た目は箱でも、やはり、強く睨みつければどこか怯え、微かに震えているようだし、小遣いを強請ればこちらに意識を向けてくる、そんな気がするのだ。
    「おじさん、箱になって何か面白いことでもあるんですか?」
    箱はこちらを向いたままで、応答しない。触ってみたら何かわかるだろうかと、その箱を持ち上げる。思っていたよりは軽くて、見た目よりは重かった。少し傾けると、母のお腹にいた時のような、心地よい漣が聞こえてきた。その次はカラカラ、カラカラと、おじさんの革靴にツヤがあった頃の懐かしい足音が聞こえてくる。それがなんだかおもちゃ箱のようで、面白くて、色んな角度にしてみたり、床に置いたり、タンスの上に置いたり、日向に置いたり、日陰に置いたり。デパートを連れ回すように家中で遊んだ。
    1977

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