ロマリタイムフラワーお嬢様別ver(リネリネフレ)「こんにちは、おひとりかな?」
「…!」
「ああ、ごめんねいきなり。何か困っているように見えたから…もしかして、道に迷った?それとも探し物…かな?」
「ぁ、えと…」
アクアロードターミナル、噴水広場前。1人目線を彷徨わせながら落ち着きなくそわそわとしているとふと声をかけられた。振り向くと、見知らぬ年上の男性が立っている。歳の頃は2〜30代くらいだろうか、人好きしそうな笑顔に身なりの良い服装。頭の中で情報と照らし合わせみても特徴は一致しなくて、内心で、はあ、とため息をつく。
「その、大丈夫、です…」
「まあそう言わずに。紳士として、こんなに愛らしいお嬢さんが困っているなんて放っておけないよ。私の事を助けると思って、ね?」
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