プラサタ(猫)「わ~隊長かわいい~~!」
「お似合いですよ!サタケ二佐!」
空から降ってきた謎の光の直撃を受け、突如猫になってしまったサタケは、混乱のあまり四つ足で立って固まったままでいたのをヒビキに抱え上げられ、あちこちに連れまわされた挙句ミユのもとへ連行され、あれよあれよという間に気づけば手縫いの赤いレザージャケット風の猫服を着せられていた。布が被さる感触が嫌で声を上げて抵抗しようとしたが、目の前の女子二人に「絶対似合いますって!」「ちょっとだけですから!」とお願いされては強く出られなかった。諦めて無抵抗になり、心を明後日の方向に飛ばしていたとき、
「何してるんだ、お前ら…って猫?」
サタケで遊ぶ二人のところへイサミがやってきたのでその肩に飛びついて撫でまわしてくる手から逃れる。
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