masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEレクセルいちゃいちゃしてるだけ ##RMX ##レクセル 大作戦 その顔を下からじっと見上げると、少し意外そうに目を見開いた。でもなんにも言わない。それじゃちょっと違うんだよな。 じゃあ次は、もっと顔を近づけてみる。勢い付けすぎて、鼻がぶつかる。……その前にレッドはベッドの上に座ったまんま、後ろにちょっと下がった。「なんで逃げるの」 と聞いたら、今度はフッと鼻で笑った。 む。 そうじゃない。なかなか計算通りにいかないな。もっと近づいて……でもまた逃げそうだから、押さえつけとかないと。動けないように、膝に跨って乗った。 それからさらにぐいっと顔を近づける。ギリギリまで背伸びをする。そしたらレッドは後ろに軽くのけぞった。でももう動けないし、後ろは壁だ。もっとのけぞったら倒れて壁に頭ぶつけちゃう。 もうちょっと。レッドを追いかけて前のめりに背伸び。いや、近づくだけじゃダメなんだ。「何がしたいんだ」「あ、喋った」 と思ったものの口を開けてたのは一瞬で、次の返事は肩をすくめるだけだった。 全然うまく行かないぞ。次はどうしよ? 考えてる間に前のめりになりすぎて、レッドの胸の上に倒れてしまった。「口開きっぱなしだ」「んに」 口の中に人差し指を突っ込まれ、ボクの方が口を開けっ放しにしてたのに気付いた。内側からほっぺたを引っ張られる。違う違う、これじゃない。指をガジガジやって不満を訴えるが通じない。「邪魔すんじゃねえよ」「レッド暇れしょ」 なんか指、くすぐったくて声出すの失敗した。別にレプリロイドだから口いじられてたってしゃべるのには問題ないんだけど。「ニュース読んでたんだよ」「あとで、いいじゃん」 だってその電子ペーパーはもうベッドの上に放置してある。ボクが部屋に来てすぐに、そこに置いてた気がする。元々そんなに真面目に読んでなかったんじゃないの。「じゃ、何するんだ」「ううーん」 それをはっきり言っちゃったら意味がないんだよ。口の中、指咥えたまま考える。よだれ出てきた。なんで? 誤作動かな。「そうだ! レッドの中みひぇて!」「なんだって?」「口の中見せて!」 言いながら、ボクはレッドの顔を両手で掴んだ。頬の金属質の部分から、柔らかい皮膚の部分を指で伝ってぎゅっとする。さすがのレッドもちょっと口を開いた。というか無理やり開けさせた。「変なこと考えてねぇか」「別に。単に気になっただけだよ。自分以外の口の中って見たことなかったからさ、観察したい。れ」 喋ってる途中に変にレッドの指が頬を内側から引っ張るから、やっぱり変な声が出る。仕返しにレッドの口の周りもぐにぐにしてやる! 観念したのか、やっとレッドはボクの口から指を離した。「よく色々なことを思いつくな」「にひひ。ほら、あーんして!」 顔をしかめて鼻で笑うし肩を竦める。一連の動きに合わせてレッドの膝に跨ってるボクまでちょっと揺れる。でもやっと、レッドは少しだけ口を開いた。もっとあーん、って感じに開けさせた方がいいのかな? わかんないな。 でもとにかくこれじゃ口の中を覗き込むには狭い。「あんまり見えないなあ」 指突っ込んで上の歯をなぞる。レッドはもっと顔をしかめたが、それで少しだけ口が大きく開いた。 きれいに並んだ歯をいっこいっこ、指の腹でなぞってみる。少し濡れている。ほとんど左右対称だけど、それぞれ微妙に形が違う。つるつるしてる。「レッドの口の中、すごく精巧に作られてるんだね」「レプリロイドなら誰だってそうさ。そんなの知ってどうする」「自分のこと調べるのに、他のレプリのことも知らなきゃ比較できないじゃん」「こんな部分まで、かっ」 歯を触った次に、舌の先をぐにっと押したらレッドも変な声を出した。さっきのボクとおんなじだ。レッドも口の中をいじられると変な声が出るらしい!「何しやがる」 睨まれた。が、口は開けたまんまだ。今ならうまくできそう!「へへ。隙あり!」 レッドが怒って気を取られてるうちに、ボクは素早く顔を近づけた。 鼻とか歯とかぶつかりそうになる――ならない、手加減した! 手加減? ちょっと違うな。とにかく接触する寸前はそっと、どっちかっていうとまだおっかなびっくりで、その瞬間がやけに長く、一呼吸分ぐらいはあったような錯覚を覚えながら、ボクはレッドにキスをした。 触れる瞬間がくすぐったかった。触れるかもしれないって瞬間が、肌の上の感覚受容体が急に敏感になってくすぐったかった。触れた後の感じは、けっこう慣れたような気もするんだけど。 レッドの方はキスの瞬間から軽くフリーズしてた。動力炉が普段と変わらず脈打っているのは、抱きついた胸の上から伝わってくるから大丈夫。もちろんそんなにすっごくびっくりしたってわけじゃないんだろう。でもボクとしてはレッドが動かないことをいいことに、自分からレッドの口の中へ舌を滑り込ませた。 舌の先が触れてもっとドキドキする。さっき指で触ったとこだ。レッドが変な声出したとこ。多分、そうだと思う……何度も舐めて確かめる。 ボクからキスをしたし、ボクから舌を入れた! うまくできた! 身体の真ん中がじんわり熱くなってる。もうとけてしまいそうな感じもする。気付けばレッドの腕が背中に周ってきつく抱き寄せられていて、口の中では舌がからまっている。気付いたらもうだめだ、頭の中までしびれてくらくらした。 それからかなりゆっくり時間をかけてキスをして……全身熱くなってくたくたになった頃に離れて、ボクは背伸びをやめてレッドの胸に寄りかかった。 頭がぼんやりする。寝そうとか一瞬思っちゃった。でもそれはもったいない。「びっくりした?」「ああ」「ふふん。大成功だ!」 ふっ、と頭の上から鼻で笑ったような音が聞こえたが、まあいいや。レッドがボクの作戦にハマったのは間違いない。「ねえレッド、キスしてる間ってなんでしゃべんないの?」「ああ?」「だってさあ、口塞がれてたってレッドは声出せるよね? 発声機ここでしょ」 上向いて、レッドの喉を人差し指でツンツンとつついた。ほんのちょっとだけくすぐったそうにして、目を細める。「そういうときは、そうするもんだ」「決まりごとみたいな?」「余裕ねぇだろ。お前だっていつも騒がしいのが静になる」「ん。あ、そっか! レッドはボクに夢中になってるからしゃべるどころじゃないんだね!」「フッ。どうだろうな」「だって今言ったのそういうことでしょ」 レッドは笑って、ボクの頭をぐりぐりして、ごまかそうとしている。つまりそれって図星だったってことのはず!【了】Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143