masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 413
masasi9991☆quiet followDONE事後の土ガマ ##妖怪ウォッチ 仕返し、甘噛 よくある話だが、こういうときにそそくさと寝床を出て身支度を始める野郎というのはまったく薄情だ。寝床に横たわったまま、ぼんやりとその背中を眺めながら考える。見慣れたもんじゃある。だから今更、薄情者めと本気で恨んでいるわけじゃない。がしかし、薄情な野郎だとは思う。おそらく生来の意地っ張りのために、そんな素振りを見せているんだろう。つまり己の未練を見せるのが恥ずかしいってことだ。別に当人がそんなことを白状したわけではないが、おれはちょっと奴には詳しいから、きっとそうだとわかっている。「土蜘蛛」 すっかり身支度を終えちまう前に、着物を羽織ったその背中を何とはなしに呼んでやる。「まだ帰るなよ。寂しいぜ」 引き止めりゃ歓ぶだろう。歓ばせてやるのは、やぶさかではない。引き止められたくて薄情なフリをしているのかと思えば、可愛い野郎だとも思う。面倒な野郎でもあるが。 なんも言われずともそこに寝てりゃいいだろうに。 本音をいえばそうだけど、言えば喧嘩になるし、喧嘩をするほどの余力も残っちゃいない。 ふっと奴は振り返る。もったいぶって、時間をかける。傷跡の浮いた背中は生白い。いつでも大仰に着込んでやがるそのせいだ。しかしおれはその傷跡だらけの身体を知っている。今夜おれがいくらか増やした。どうせすぐ消えるが、そのうち一つか二つはまだ赤い。首と背中の境目の、腫れた一つの引っかき傷を、振り返って流れた黒い髪が隠してしまった。「誰にも告げずにここへ入り込んだ。夜が明けるよりも以前にこっそり出ていきたい。でなければ、いくら吾輩でも気恥ずかしい」 喋って一人で含み笑いを、横顔に隠したつもりで、夜中の気配にかすかに響かせた。機嫌はいいらしい。「あんたが朝帰りをしたって、どうせ誰も気にしねえだろう」「そうであっても吾輩にも面目というものがある」「だけどまだまだ夜は長い」「お主がそう引き止めてくれるのは珍しいな」「土蜘蛛さんがそうして欲しそうにしてるからだぜ」「もう少し可愛げのあることは言えぬのか?」「うるせえな。いいからこっちに戻ってきなよ。たまには睦言ぐらい、いくらかくれても損はねぇぜ」「損得勘定するものか?」 振り向いたままケラケラ笑って、どうにも上機嫌だ。しかし寝床に戻る気配が一向にない。だけどそれ以上身支度を進める様子もない。 面倒くせえな、と思いつつ、おれは寝床から手が出る。出したところで届かない。すぐに悟って諦めて、動き出したからには調子付いて、そのまま畳に腕を付いて、四つん這いになって寝床を抜け出す。 ずっと若いころはこうでなきゃ歩けやしなかったな、などと取り留めもないことが頭に浮かぶ。そんなことはどうだっていいんだ。這いずるったって、一歩も、二歩も、ないくらいのすぐそこだ。「土蜘蛛」 座り込んだその背中に、寄っかかる。腕を前へ回して抱きついてやる。大サービスじゃあねえか? おれから素直に、抱きつくなんて。そうでもねぇか。「おれにかわいい素振りなんか期待するなよ。どうせ根っこがおれなんだからさ」「ふっ……。うむ、確かに」 こうして背中に抱きついてちゃ、顔もよくは見えねえな。笑ったのは大いにわかった。愉快そうに肩を震わせた。たまには素直にこっちを向いて、にっこり笑ってみせてもいいんじゃねえかと思いつつも、意地っ張りで隠そうとしても隠しきれない含み笑いも可愛い野郎だと思ってしまうわけで。 土蜘蛛の手がおれの腕に添えられる。相変わらず肌は熱い。人の身体ってのはそんなもんだ。さっき寝床の中に残した熱と同じだ、もっと熱くも感じる。安心した。「そこまで言うなら致し方がない」 もったいぶってゆっくり言って、さあやっとこいつは観念したらしい。じゃ、おれはどうするか? こいつがおれの腕をそっと解いて、やっと振り返って、おれを引きずってもう一度寝床に――と、まあそうなる前にだ。 この面倒臭い野郎が振り向く前に。 まだ古傷しかない白い肩に向かって、大きく口を開いた。こっそり素早く。 で、ガブリと。「ぬっ、ぐわっ!?」 一度反射で声を出し、二度目はおそらく鈍い痛みに驚いて声を出した。「ゲコっ! くはっ、ははっ! 油断しやがったな!」「お、お主、何をする!」「何もねぇよ、ちょっとこの鬱憤の仕返ししてやろうと思っただけさ。ぐだぐだともったいぶりやがって! ゲコ、ゲコゲコっ……くくっ、本気でびびったみたいだな」「お主、戯れを……鬱憤とはどういうことだ」「まあま、いいじゃねぇか。噛み癖ならあんたの方がひどい。灯りの下でよく見てみろよ、おれの身体を」「ぐぬ……」「たまにはおれが齧ったっていいだろ? 背中を引っ掻くだけじゃ芸もねえしさ」「……お主の冗談は、よくわからぬ」 機嫌よく含み笑いしていた顔が、今は顰めっ面だ。といっても相変わらず後ろから抱きついているから見えないけれども。手探りに眉間のしわを撫で回したら、もっとしわが寄ってきた。 きっと子供みたいに口をへの字にして怒っている。でもあんたの面倒に付き合ってやった仕返しとしては可愛いもんだろう。どうせ懲りもしねえし、懲りなくてもいいからさ。【了】Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE道タケ漣のキスの話二人ですること 今日のコイツは見るからに機嫌がいい。一体何があったんだ? ……どうせ、些細なことだろう。昼に食った円城寺さんの弁当が、ウマかったからとか。いや、円城寺さんの弁当は大抵ウマいけど、今日は俺とコイツの好きなおかずがたくさん入っていた。 そういうのだけで、あんだけ上機嫌になる単純なヤツ……は普段よりも文句は少な目、騒がしさは上で、円城寺さんの買い物にも付き合って荷物持ちをさせられ、円城寺さんのアパートに着いてからも食材や日用品の収納の手伝いのためにそう広くないアパート内をあちこち行き来していた。円城寺さんの後ろにくつついて。まるで飼い主の背後をちょこちょこと着いて回る犬みたいだ……と見てて思った。 「タケル、漣。午後からずっと家のこと手伝ってくれてありがとうな」 1704 masasi9991DONE膝枕したい道タケ漣デカくてやわらかい「いつも、してもらうばっかだろ」 「あん?」 「お返しにこっちからできねぇかって話だ。……オマエはそんなこと考えねーか」 「らーめん屋がやりてーっつーからやらせてやってるだけだ。オレ様はカンダイだからなァ……その、ヒザマクラっつーやつも」 「そうか」 畳に胡座かいて座ってるチビがオレ様を見下ろしてフッと鼻で笑った。意味わかんねーからムカついてその喧嘩を買ってやろうかと思ったが、メンドクセえ。寝転がったままチビの言ってたことを考える。 ヒザマクラ? ヒザっつーか、太ももをマクラにするやつ。よくらーめん屋がやってる。 らーめん屋の太ももは枕としてはそれなりに悪くない。らーめん屋の暑苦しい体温も寝るのにはちょうどいいし、頭や背中を撫でてくる手がそこにあるのもいい。つまりらーめん屋が勝手にやってりゃいいんだ、そういうのは。 2159 masasi9991DONEおやすみの前の道タケ漣一番いい場所「しまった。あれを忘れてた」 さあ電気を消して寝ようか、という瞬間に急に思い出して布団を出た。タケルが「え」と呟いた。漣は、「ハァ?」だって。二人ほとんど同時に。 あれ、っていうのはあれだ。大した用事じゃない。しかし寝る前に片付けておかないと、明日朝起きてからだと……。ともかく大したことじゃない。布団を出て、台所に立ってやり残したことをすべて片付けた。ものの十分ぐらいだ。それでも罪悪感をたっぷり抱えて、再び寝室に戻った。 だってさっきの二人の一言、寂しそうだったじゃないか。まあ、一言というか一声、たったそれだけだったし、寂しいったって別にドアを挟んですぐそこにいるんだし、そもそも自分の自惚れが大げさに感じさせているというのは大いに否めないが、あの反応がかわいくてたまらなくて。 1347 masasi9991DONEお昼寝する道タケ漣うたたね とん、と寄りかかってきた円城寺さんの重みと熱と、すぐ近くに聞こえる規則正しい寝息。それから心臓の音……は、俺のか、円城寺さんのものか、どっちかわかんねぇ。ドキドキする。それと向こう側で不貞腐れてるヤツの、横顔。 優越感――思わず口元が緩んだ。とはいえ、横目で円城寺さんとソイツを眺めながら、胸ん中に浮かんできたのはそれだけじゃないって気もしてる。 ソイツが子供っぽく尖らせた唇の、薄いピンク色に少しだけ見とれた。 「静かにしてろよ」 小声で呟く。が、思ったより自分の声が部屋ん中響いた気がして、慌てて円城寺さんの顔を覗き込んだ。……大丈夫だ、起こしちゃいねぇ。俺の肩を枕にして、円城寺さんはすっかり眠ったままだ。 1366 masasi9991DONE寒い朝の道タケ漣冬の朝のいたずら 小柄な二人の背中が、ちゃぶ台の前で小さく丸まって座っている。喧嘩は一時中止らしく、寒い寒いと口を揃えて不満を漏らしつつ顔を洗って部屋に戻ってきていた。 二人とも、この間自分が買ってきた青と赤の半纏をそれぞれ羽織ってくれている。分厚くて温かいそれで着ぶくれした後ろ姿はまるでハムスターや兎のような小動物が寄り添っているかに見えて、思わず口元が緩んだ。買ってきたときは二人とも微妙そうな顔をしていたけど、やっぱりよく似合っているし、こんな寒い朝にはぴったりだ。 「洗面所、そんなに寒かったか? まあ飯を食ったら温まるさ」 「洗面所も、この部屋も寒い……」 「らーめん屋、自分の家なのに寒いかどうかもわかんねーのかよ」 1540 masasi9991DONE夜の道タケ漣風景 五 隣でもぞもぞと動く気配がして、目が覚める。まだ、夜中だ。部屋は真っ暗だけど、気配と体温で動いているのはタケルだとわかる。 ふと身体を起こしたタケルは、トイレにでも行くのだろうか……。半ば夢のようにぼんやりとそんなことを考えていると、起き上がったタケルがこっちを向いていることに気がついた。それから、すぐに布団の中へ戻ってきた。さっき起きたときと同じところへ。……と思ったけどどうやら違う。自分が目を覚ましたときより、ぽっと暖かくなった。タケルの体温だ。 一度起き上がったタケルがこちらに寄りかかってきて、頬を自分の胸のあたりに押し当てている。心地いい重さだ。顔を覗き込むと、すっかり眠っているらしかった。うつ伏せ気味の背中も穏やかに上下している。きっとさっき起き上がったときも、寝ぼけていたのだろう。 1280 recommended works NGRGW0GIVE UP没 色々間違えてますすみません#妖怪ウォッチ MILKTEADOODLEスーさん meiraru58941PAST 102PROGRESS1プレイ中毎回のごとく虫取に苦戦してようやくジバと会えた👍 絵溜めめTRAINING幸せなモテヌス( ˙꒳˙ )👍✨ menkolaboDOODLE妖怪ウォッチの未空イナホ、えんらえんら他 加藤 怪鬼DONE失敗作少女×幼少カイラ 2 とみいちDONEすやすやバケーラ ぽぽぽ。DOODLE暇つぶしに描いてきた妖怪ウォッチ落書き。 8