masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEお休みの日の朝のデググラ ##デググラ おはようのジレンマ 今日は日曜日だ! と、いうことにベッドから飛び起きてカーテンを開いた瞬間に気がついた。 日曜日。二階にある寝室の窓から見下ろすお休みの日のビレッジは、やっぱりいつもと違うのんびりかつワクワクした空気があるのだ。それが実際なんなのかはおれ自身よくわからんが、とにかく今日が日曜日だと思い出した瞬間にワクワクした。 二度寝がうれしい日曜日の朝だ! 仕事の朝より少し高い太陽からの光を顔面にいっぱいに浴びたのち、くるっとベッドの方へ向き直る。目は醒めた。でもやっぱり、二度寝だな。なにしろベッドの中にはまだグランツがいる。 お仕事だと思って急いで起こさなければと慌てていたけど、その必要はなくなったというわけだ。 窓を開けて、既に明るくなった寝室で再びベッドに戻る。すごいぞこれは。たいへんな背徳だ。ブランケットをめくってさっきまでと同じ場所に潜り込むと、太陽のホカホカにも似てまだ暖かだ。おれがここで寝てたからか? それとも、グランツが隣でまだスヤスヤしているからか? グランツはこっち向いて寝ている。お布団に戻ったおれは、ごそごそ動いてどんどん近づく。あんまりごそごそしすぎると起こしてしまうな……。それはよくない。顔を近づけばスヤスヤの寝息まで聞こえる。実に気持ちが良さそうで、おれもじきにまた眠くなりそうである。この眠りを邪魔しちゃいけない。 だけど眩しいせいなのか、まぶたがときどきゅっきゅと小さく動いている。白いまぶたに青いまつげがキラキラしている。スウスウ寝息を立てている小鼻もゆっくりかすかに動いているし、閉じている唇も……なんだ、とっても柔らかそう。いやこれはいつもそうだ。寝ているからではない。いつも柔らかい。 額がこっつんこするぐらい顔を近づける。グランツのスヤスヤがおれの顔にふんわり吹きかかるぐらい近付いてしまった。ということはおれの鼻息はグランツにぶつかっているのである。でもまだ寝ている。 ここでおれはググッと唸った。困った。 キスをしたい! しかしいけない! なぜならグランツは朝起きる時によくこう言うのだ。『キミがキスしてくれたら起きる』 と。つまりおれがキスしたらグランツは起きてしまうのだ! そういうことらしい。 しかし今日は二度寝と朝寝坊が楽しい日曜日だ。まだ起きなくたっていい。日々の疲れを取るためにも、ゆっくり眠っていて欲しい。 しかしおれはキスをしたい! 困った! なんて悩ましいんだ! 我慢、我慢……。二度寝をしたかったのに頭がぐるぐるしてきたぞ。ううむむむ、こんなに近くにグランツの唇があるというのに、うう。どうしよう。このままでは悩ましさにぐるぐるしながら、二度寝をしてしまうことに……。【了】Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143