Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    373_pic

    @373_pic

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 22

    373_pic

    ☆quiet follow

    ドラゴンちんちん×蛸

    Age verification
    Tap to full screen (size:600x847).Repost is prohibited
    ❤👏☺👍👍👍👍👍👍👍👍👍😍👍💗💕💕💕❤💖💖❤❤💖❤💖❤❤❤😍❤💘💞🍑👏👏💖💖💖☺💖🌋🌋🌋🌋🍌🍼
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    Cornet_twst

    MAIKING仏゛部のふたりが仲良くなるまでの話②
    気まぐれに続きます
    陸に上がって初めてできた先輩は、何かと人の正気を疑ってくる失礼な男だった。
    陸の礼儀に則って完璧な挨拶をしてみせたというのに、衣服を深く被って視線を逸らす。その隙間から覗く黄金色の細い瞳と、青く揺れる髪が印象的だった。
    ああ、陸にはこんなものもあるのかと。
    共に海からやってきた双子も同じ色の瞳を持っているが、彼の黄金はどこか陰がさしていて、ただ輝くだけではなかった。どちらかと言えばその反対で、薄暗く見えるのに時折、ひらりと光を反射して瞬く。ほとんどが暗闇に包まれた海の底とは違って、地上は光に溢れていた。沈みゆく茜色の太陽に照らされて、その黄金色と、淡く揺れる青がきらきらと。
    彼の髪が「炎」というものだと知ったのは、後になってからだった。

    「シュラウド先輩。おはようございます」
    「……おはよう。きみ今日もいるの」
    「先輩だって来てるじゃないですか」

    入部した日から三日、アズールは放課後になるとボードゲーム部の部室へと足を運んでいた。
    散々こけにされたチェスの腕を磨きたかったのもあるし、彼の言う「他のゲーム」にも関心があった。部室には海の中で学んだものとは桁違いの数のゲームがあって、そ 2184