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    リッサリサ弐式

    @li3afreedoooom

    成人済み。アスカガへの高速ろくろ回しを発散する場所。双子も好き。
    R18系はリスインにしていきます。Xのプロフで成人済み確認できた方のみ対象とします。
    パスワードは出会い記念日です。
    イマジナリーファミリー世界線のパスは、アスカガイマジナリーキッズは○○の姉弟。○○がパスです。漢字二文字です!!

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    リッサリサ弐式

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    アスカガがハネムーン中に二人でアスランの想い出のミートボールスパゲッティをつくる話。

    結婚初夜後からアスランとずっとベッドで過ごしている。これまでの2人の時間を取り戻すように抱き合って交わって一緒に眠って起きて食べてまた抱き合って……いくら新婚とはいえもう5日もこうしてベッドの上だけで過ごすのははしたない気もするが、アスランと見つめ合ってキスをするとすぐに抱き合いたくなってしまってだめだ。身体を動かせば腹は減るもので二人で長い時間抱き合った後、疲れ果てて眠ったあとに空腹で目覚めてしまった。海上ヴィラのベッドから見える外のテラスにつながる大きな窓から見える海の色は青く陽の光で輝いている。時間は昼前だ。「アスラン、アスラン、起きろ」私の腰に腕をがっしりと回し抱きつきながらアスランは眠っている。こいつは意外に寝起きがあまりよくない。コーディネイターはよく眠るんだっけ…。穏やかな顔で眠るアスランはあどけなくてかわいい。だがこちらのお腹はペコペコだし、一人で起きるとこいつの機嫌が悪くなるでしょうがないので強めに起こす。「アスラーン起きろ、お腹すいた」「うぅん…」アスランがむずかるように私の腰元に抱きつきながら嫌がる。「起きないなら私一人でご飯食べるぞ」アスランのふわっとしたコシのある髪を撫でる。「イヤだ…起きる」身体を起こしたアスランの顔が眉毛を寄せたしかめっ面だったのが可愛くて、アスランに今日最初のキスを贈って「おはよう、アスラン」と朝の挨拶をしたのだった。
     「もう遅いお昼になるな、何食べる」二人でシャワーを浴びてバスローブを羽織ってベッドでじゃれながら食事のメニューを決める。二人で足を絡め合いながらたまにキスをして何を食べるか相談する。幸せだ。アスランはあまり食べるものにこだわりがないからいつも私があれはどうだ、これはどうだ、お前にこれを食べてもらいたいと提案してばかりだ。そんなアスランが私を抱きかかえて頭にキスしながら「ミートボールスパゲッティが食べたいな」と言った。アスランが食べたいものを言うなんて「ミートボールスパゲッティミートボールが入っているのかミートソーススパゲッティとは違うのか」「違うよ、こう、トマトソーススパゲッティにミートボールが乗っているんだ」アスランがミートボールの手振りをするが、ミートボールのサイズがかなり大きい。私の掌くらいありそうだ。「おい、ミートボールが大きくないか」「大きくないとミートボールスパゲッティじゃないだろう」「そうか私は食べたことがない」「オーブじゃ一般的じゃないのか確かに見たことがないかもしれないな。母がたまに作ってくれて…大きなミートボールがごろごろ入っていたんだ」アスランが懐かしそうに大切な宝物のように話をする。アスランからお母様やお父様の話を聞くことは少ない。本当にたまにこっそり宝箱の中身を見せてくれるようにそっと話をしてくれる。私はその話を聞くのが好きだ。「お母様が」「あぁ、たまの休みの日に作ってくれて、俺もミートボールを丸めるのを手伝ったりして……」小さなアスランとアスランによく似たお母様がミートボールスパゲッティを一緒に作っている姿を想像する。「よしっ一緒にミートボールスパゲッティを作ろう」ベッドから飛び起きて目を丸くするアスランの腕をとる。「え俺たちで」「そう、私たちでお母様のミートボールスパゲッティを作ろうアスランが教えてくれよ」そう言って笑うと、アスランが少し困ったような嬉しそうな顔で笑う。「ちゃんと母上に作り方を教えてもらえばよかった」

    ハネムーン最中に二人でスーパーで買い物をしたり、二人でキッチンで料理したりして欲しい。
    スーパーでアスランがキャベツを手にとるから「トマトソースにキャベツはいらないだろ」ってカガリがキャベツを取り上げようとすると「うちのトマトソースにはキャベツが入っているんだ」って言ってアスランがカガリの手が届かない高さにキャベツを持ち上げる。アスランの「うちのトマトソース」っていう言い方が擽ったくて「アスランのお母様のレシピなら入れるしかないな」ってキャベツをアスランから受け取って買い物かごに入れる。「肉ってひき肉だろなんの肉だ牛か」「何だろう…鶏じゃないと思うが…」って挽肉コーナーで二人で悩むのもかわいいし、結局プラントの料理レシピサイト見て牛ひき肉買う2人もかわいい。二人で料理し始めてアスランはミートボール丸めたことしか無かったからレシピサイト見ながら二人で作っていく。ミートボール丸め始める時に「おい、大きすぎないか何個作るんだ」「一皿に4〜5個入っていた気がする」「多くないか」「母上がミートボールは大きくてたくさん入っている方が嬉しいでしょって」ってアスランからレノアママの話がちょこちょこ出るからカガリはアスランの母上の料理って思って二人でアスランの記憶を頼りにミートボールスパゲッティを作っていく。最終的に出来上がったミートボールスパゲッティはミートボールがカガリの拳半分より大きいサイズで皿に4つごろごろと乗っていてこれ食べきれないかもってカガリは思うんだけど食べ始めると意外にすんなり食べれて「アスラン、これ美味しいな確かにミートボールは大きくてたくさん入っている方がいいな」「これはたくさん入っている方が嬉しいなお母様の言う通りだ」ってアスランにむかって笑いかける。こちらを見つめるアスランが嬉しそうな眩しそうな切なさそうな少し泣きそうな顔で「そうだろうミートボールはたくさん入っている方が嬉しいんだ」って言うからカガリは胸がぎゅってなって半分に切り分けたミートボールをアスランの口に入れて「一緒に食べるともっとうまいな」ってアスランとカガリの二人のうちの味になっていくミートボールスパゲッティを食べるんだな。
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    リッサリサ弐式

    DOODLEアスカガがハネムーン中に二人でアスランの想い出のミートボールスパゲッティをつくる話。
    結婚初夜後からアスランとずっとベッドで過ごしている。これまでの2人の時間を取り戻すように抱き合って交わって一緒に眠って起きて食べてまた抱き合って……いくら新婚とはいえもう5日もこうしてベッドの上だけで過ごすのははしたない気もするが、アスランと見つめ合ってキスをするとすぐに抱き合いたくなってしまってだめだ。身体を動かせば腹は減るもので二人で長い時間抱き合った後、疲れ果てて眠ったあとに空腹で目覚めてしまった。海上ヴィラのベッドから見える外のテラスにつながる大きな窓から見える海の色は青く陽の光で輝いている。時間は昼前だ。「アスラン、アスラン、起きろ」私の腰に腕をがっしりと回し抱きつきながらアスランは眠っている。こいつは意外に寝起きがあまりよくない。コーディネイターはよく眠るんだっけ…。穏やかな顔で眠るアスランはあどけなくてかわいい。だがこちらのお腹はペコペコだし、一人で起きるとこいつの機嫌が悪くなるでしょうがないので強めに起こす。「アスラーン起きろ、お腹すいた」「うぅん…」アスランがむずかるように私の腰元に抱きつきながら嫌がる。「起きないなら私一人でご飯食べるぞ」アスランのふわっとしたコシのある髪を撫でる。「イヤだ…起きる」身体を起こしたアスランの顔が眉毛を寄せたしかめっ面だったのが可愛くて、アスランに今日最初のキスを贈って「おはよう、アスラン」と朝の挨拶をしたのだった。
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