「弊アカデミーで見せしめ的な事態がもし必要になったら」って妄想メモ弊マカリー君が標的になるポイントは
・みんなと仲がいい
・愚直
・強い（弊アカデミーで一番装備ポイントが高い）
・異世界から来たってイレギュラー＝脅威
の4点から、弊アカデミー内では最も効果が高いのかなと……。

弊アカデミーのじいちゃん（ゲイシャブラン校長）は、大局のためなら頼朝的采配もできる人物だと思っていて（本当にどうしようもない時以外はしない→生贄的な展開はないので完全にif）
そしてナンガパルさん、セスパーレちゃんは手を下せる人だと思っていて（傷つかないわけではない）
メイナさんとラウラギちゃんはめちゃくちゃ反対する側。
ルエンゾさんは……1巻時点までならナンガパルさんグループですが、2巻書き下ろしのラバーリベンジの後だとどうでしょうね……葛藤してほしいです。「生贄なんか要らない理由と対策」を必死で探してもらいたい。

この場合、いちばん「どうするんだろう」っていうのが見えないのは、実はシュロ君ですね……
もしも
・「その結果シュローツェが生きていけるなら、俺はそれでいい」ってマカリー君に言われちゃったら：反論も反逆もできずに義時のように泣きそう
・校長やセスパーレちゃんはそもそもシュロ君に計画を教えなさそう（ヘイトが自身に向くことも想定済で）
・目の前で見せしめが行われたら：また死んだ目で探索するだけの日々に戻りそう
（どんどん人らしさが増えるにつれて甘さも増えていくシュロ君なので、その効果を狙った犯行という線もありそう）。

「シュロ君が殺めたフリをして実は生きてて逃避行するふたり」が希望エンドですが、11話のマカリー君が「どうせ死ぬならシュローツェの手で殺されたかった」って思ってるので「殺めるフリにするつもりが本当になって、シュロ君に功績が行くようにマカリー君自身が仕向ける」エンドもありえるので怖いです。闇が深い。
しかし「功績なんていらなかった」ってシュロ君は絶望しそうですけどね。なので勝手にさよならエンドはやめましょうマカリー君。

しかし、今回の脚本＆演出、意図的にヘイトMAXに仕向けている所に凄みを感じて改めて戦慄しました……
もっとね、頼朝や上総介に救いがある描写もいくらでもできたはずなんです。
上総介が「そうか、俺も使い捨てられたか」みたいな悟った表情をしたり、
頼朝が辛そうな顔をしたり、手紙に涙したり（ここ、寧ろくしゃくしゃにしてたっぽいですよね…）、「前から考えていたわけではないが、成り行き上で上総介が適任になってしまった」という逃げ道もなく。
上総介はどこまでも純粋なままで殺されて、頼朝は前々から仕組んでいたことという非情さだけで終わって。
登場人物全員を「どこかでなにかしらの救いがある人」にしている自分にとって、この潔さは、覚悟と凄みを感じてぞくぞくしました。。
脚本も演出も演技も、一切言い訳しないというか。

足固めif妄想でも、マカリー君は「わかった、じゃあいいよ」ってさみしげに笑いそうだし、校長もナンガパルさんもセスパーレちゃんも辛そうにするし、ひたすら全員の傷を浅くする言い訳しかないなと思います。というか第一希望が「かっ攫って新世界に逃げてくれシュロ君」だし（苦笑）
意外と弊ジュンガさんは見せしめイベめちゃくちゃ怒るかもしれませんね。過去の境遇的に不遇は許せない感じがします。
唐突にやばい弓（ガストラフェテス）とか持ち出してきて「こんなクソみたいな世界からおさらばしてやれ野郎共」って啖呵切りそうですね。
いかした大型バイクでステンドグラスとかぶち破ってきそう……いやその見せ場はシュロ君がやった方がいいと思います。
毒舌破天荒系なので、派手な見せ場もお手のもの＝うっかり主役級に目立てるジュンガさんですね……書き下ろしや本編では気をつけよう……

以上、ハピエン勢だし弊DE小説の想定ラストは年始からざっくりとあるので、完全にif妄想ですが。なかなかに味わい深かったです。
脳内妄想のみんなの解像度が、本編と関係ないところでまた少し上がりました。
そしてシュロ君とマカリー君をはちゃめちゃ幸せにしようと改めて決意……いっぱい美味しいもの食べて！
そしてまだ見ぬ99階のラストまで、みんな仲良くがんばりたいです！！