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    nainaisokoniha

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    nainaisokoniha

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    renさんのホワイトデー俺杉(エアプ)の続きを書く許可を得られたので書いたもの。
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    nainaisokoniha

    DONE「歓楽街」をお題に書いた
    時間超過遅刻!
    悠木と佐山!
    気休めだけ 日付が変わりかける夏の夜だった。深く、妙な硬さのソファーにもたれながら、悠木はロックグラスを手に抱えていた。端の部分が所々ほつれている黒い皮のソファーは、もう何度も客を乗せていてへこみがある。そこにどっしりと座ってしまっている悠木は、もう立ち上がるのさえ億劫に感じられていた。店員の女達の高い笑い声、場の楽しみのために弛緩した男同士の会話。低いテーブルいっぱいに置かれた酒瓶とグラス、灰皿。
     北関や他社ら記者クラブの面々、そして県庁の幹部職員での飲みの席へ、サブキャップである悠木に声がかからない訳はなかった。等々力が向かい側の席で飲んで笑っていて、それをよそに悠木は一人、誰と話すでもなく自分の手元に目を落としていた。そして悠木の右隣には駆け出し記者である佐山がグラスを傾けている。佐山は一ヒラ記者らしく、自分から幹部達や他社の人間に深入りするような事はない。幸いこの場に参加出来た自分の立場に徹し、周りで交わされる会話を聞いていた。普段なら悠木も自分の立場に沿ってある程度快活に会話を交わそうとするが、今回はそうはいかなかった。悠木は一人黙って、酒と女の匂いに脳がよろめいていた。
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    nainaisokoniha

    DONE妄想してたら出来た学パロの室志(カプ描写なし)
    志摩野鷹也ハピバの室井の話。
    学パロだから2人が少し青くさい。
    学パロハピバ室と志 誰かがプロフィール帳に書き留めていたものから始まったようだった。
     自分の手帳の日付にも彼の行動予定などと同じように記しているが、今日は志摩野さんの誕生日だった。朝から色々な生徒が彼の元に来て何かしらの贈り物を手渡している。昼食時、横に座っていた男子生徒も、「おめでと〜」とコンビニで買ったような菓子を軽く渡していた。彼はどれもにこやかに受け取り、礼を言って自分の鞄にしまっている。
     放課後は学校に用はなく、そのまま下校する予定だった。そんな中でも、志摩野さんは廊下を歩いていると何人かの生徒に呼びかけられ、言葉と共に贈り物を渡されていた。
     次々と手渡される光景に、ずっと胸の内がわずかに落ち着かない。それは焦りに似た何かだという自覚がある。自分以外の誰かは、ただひたすらに祝福の言葉をかけたり贈り物をしたりしている。そんな中で自分だけが何もしていないような感覚が、無意味に思考を包んだ。しかし、自分という立場の人間が何かを贈るなど考えもつかない。仕えている側である人間が、何かを渡そうという気にはならない。この日が来る前からずっと、そんなつもりもなかった。だから色々な生徒が彼に祝福を手渡すのを後ろからただ見ているだけでいる。
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