愛おしい人これは、ある娘と仙人のお話。
璃月港から望舒旅館にて。
「ねぇ、魈様。
もし私がいなくなったら、探し出してまた愛してくれますか…?」
突然🌸に問いかけられて一瞬思考が停止してしまった魈。
「…っ!急に何を申し出すのだ!!お前は!!我を置いていこうとするのか!?居なくなろうとするのか……!?」
突然の事で取り乱す魈。
「た、たまたまです!!…っ。私は魈様のお傍から離れるつもりは、一切ございません!で、ですか!!どうか落ち着いてくださいませ!!」
「だったら、馬鹿なことは聞かないでくれ……。我を1人にしないでくれ。頼むから……」
🌸の肩を掴みながら切な想いを伝える魈。
「……ええ。もちろんですよ。私にとっても魈様はとてもとても大切な愛おしい人なのですから…!」
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