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    推しカプ短歌の解説

    『あなたにはあたたかい雨が降りますように私は凍ったままでいいから』

    樹から冬雨。浩宇→こうう→降雨、の言葉遊びを思いついて、別の人と幸せになっていてほしいという樹の願いを書きました。「私は凍ったままでいい」は冬雨の名前から。冬雨にしたことをずっと抱えて、幸せになんてなれなくていい、なりたくないと思っている様子。


    『あなたさえいればそれでよかったの一番嫌いな花は桜』

    冬雨から樹。一度目の別れの後のイメージ。別れたのは春のことで、春本樹って名前が桜そのもので、樹は冬雨のすべてだったのに手放されてしまった愛憎を書きました。字足らず、字余りが冬雨の心の不安定さを表せてる気がしてお気に入りです。「あなたには」「あなたさえ」で対みたいに作れたのも嬉しい。


    『空を見て、また空を見て、空を見る、雪は降らない今日も晴天』

    樹から冬雨。二度目のお別れの後、最終話の空白期間のイメージ。冬雨を求めて失って、ぽっかり空いた穴を持て余しながらも空が晴れてることはちゃんと見えてる感じ。


    『あたためたミルクの底で眠りたいあなたなしでは生きていけない』

    冬雨から樹。二度目のお別れの後。字足らずも字余りもなく安定した感じ。樹のおかげでホットミルクを作れるようになったりと、樹は冬雨が自立できるようにサポートするタイプなのだけれど、できるようになったことをひとつ数えるたびに樹を思い出しもするっていう。そしてあなたなしでは生きていけないと…。


     
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